エレファンテック
調達額:21億5000万円
調達先:ANRI5号投資事業有限責任組合 / D&Iインベストメント / SuMi TRUSTイノベーション投資事業有限責任組合 / ぐんま地域共創投資事業有限責任組合 / ナノバンク / ナントCVC2号投資事業有限責任組合 / ナントCVC3号あけぼの投資事業有限責任組合 / ノーズ / ノーズ・インベストメント / 三菱ガス化学 / 信越化学工業 / 剣菱酒造 / 英和 / 静岡キャピタル / 静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合
インクジェット印刷と銅めっきを用いて製造された片面FPC「P-Flex」フレキシブル基板の製造および販売を行うスタートアップ。
東京大学の川原准教授がUbiComp 2013でBest Paper Award を受賞した“Instant Inkjet Circuit”がきっかけで創業した。
必要な部分にのみインクジェットで金属を印刷し、さらにめっき技術で金属を成長させる独自の製造方法(特許取得済み)により、従来のフレキシブル基板よりも工程を短縮したことで、環境負荷を低減するとともに製造コスト・リードタイムの削減を実現した。
2022年10月には、ANRI5号投資事業有限責任組合、信越化学工業株式会社、ノーズ、ノーズ・インベストメント、静岡キャピタル、静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合、英和、ナノバンク、剣菱酒造、三菱瓦斯化学などを引受先とする21億5000万円の資金調達を実施し、累計調達金額は70億円に達した。
調達した資金は、事業を加速するための人材採用と東京都目黒区内での本格的な店舗運営に充当する予定だ。
SUN METALON
調達額:8億円(US$5.6million)
調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / 東京大学エッジキャピタルパートナーズ / D4V / Berkeley SkyDeck
備考:プレシリーズAラウンド
超高速・安価・大型の金属3Dプリンティングの開発を行うスタートアップ。
同社の製品は、従来の金属3Dプリンティング技術と比較して500倍の超高能率で、DMLS金属プリンティングに対して、1/5〜1/10のコストで金属製品を製造できる。
加えて、装置・製品の大型化や複数台の導入により、既存の量産プロセスも代替できる。
2022年10月には、グロービス・キャピタル・パートナーズ、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、D4V、Berkeley SkyDeckを引受先とし、8億円の資金調達を実施した。
今回の資金調達により、累計調達金額は11億円に到達した。
今後は独自の超高速での金属3Dプリント技術を基軸に、金属3D部品の民主化の実現を目指し、日本発の技術でグローバルに事業を拡大する方針だ。
また、ものづくり大国日本の力を結集し、今後のものづくりの在り方を提言しリードしていく。