しかし、それでもパンデミック前の水準からは40%上昇したとData.aiは述べている。
ダウンロード数では、インスタグラムがTikTokを抑えて首位に立ち、メタ(旧フェイスブック)のアプリがトップ10のうちの5つを占めている。ダウンロード数ランキングは下記の通り。
1. インスタグラム
2. TikTok
3. フェイスブック
4. WhatsApp Messenger
5. スナップチャット
6. フェイスブックメッセンジャー
7. テレグラム
8. Meesho(インドのEコマース)
9. CopCut (動画編集アプリ)
10. WhatsApp Business
今年3四半期のアプリのダウンロード数は、1年前の2021年第3四半期から8%増の387億件に及んだが、そのうち約300億件が、アンドロイドユーザーがGoogle Playからダウンロードしたものだった。
「Google Playでは、インドとブラジルがダウンロード数で2大市場となっており、成長率ではインド、パキスタン、イラクが最大の伸びを示している」と、Data.aiは述べている。つまり、新興国がアプリ市場の成長を牽引していると言える。
一方、例年通り最もダウンロードされたカテゴリはゲーム関連で、ユーティリティやエンタメ関連のアプリも大きな割合を占めていた。さらに、興味深いことにイベントと育児カテゴリも大きな伸びを示していた。
Data.aiによると、ゲームアプリのダウンロード数は週あたり10億件以上に及んでおり、週あたりの支出額は約15億4000万ドルと、世界のアプリ内支出額全体の約60%を占めている。これは、2020年との比較ではやや減少したが、パンデミック前の2019年からは25%伸びているという。
ダウンロード数で世界トップのゲームは、信じがたいことに約10年前の「サブウェイサーファーズ(Subway Surfers)」というタイトルで、2位は「Stumble Guys」、それ以降は「Free Fire」、「Ludo King」、「キャンディクラッシュサーガ」などが続いている。