iPadがデザイン一新、6万円台から。iPad ProはM2チップ搭載でより高性能に

第10世代のiPadは4色展開。オールスクリーンデザインに一新された


メインカメラは最大4K / 30fpのProResビデオ撮影に初めて対応した。映像制作のプロフェッショナルからのニーズをより積極的に採り入れて進化を遂げた格好だ。ネットワークはセルラーが5G(Sub-6)対応。Wi-Fiは米国では最新規格のWi-Fi 6Eをサポート。日本ではWi-Fi 6が使える。


アップルはプロの映像クリエイターに向けてiPad Proの魅力を訴求している

デジタルペンは従来どおり第2世代のApple Pencilに対応する。ペン先をディスプレイ上最大12mmの間隔から検知して、書き込む位置のプレビューが見られる「Apple Pencilによるポイント」機能に新しく対応した。

Proの名前を冠するiPadはより「プロ仕様」を研ぎ澄ませた。M2チップは性能コアと効率コアの両方が進化したことから、M1チップを搭載するiPad ProよりもCPUが最大15%、グラフィックスは最大35%のパフォーマンス向上を実現しているという。ステージマネージャによるマルチタスキング体験などにどう反映されるのか楽しみだ。

パフォーマンスを引き上げたApple TV 4Kも登場



パフォーマンスが向上した新しいApple TV 4K

iPadの他に据え置き型のメディアプレイヤー「Apple TV 4K」もアップデートされた。iPhone 14シリーズにも搭載されているA15 Bionicチップを載せてパフォーマンスを向上。HDRの高画質化技術はドルビービジョンのほかに、HDR10+もサポートする。64GBのストレージを内蔵するWi-Fi専用機は税込1万9800円、128GBのストレージを内蔵するWi-Fi+Ethernet機は税込2万3800円で11月4日に発売される。それぞれ専用リモコンのSiri Remoteが付属する。

連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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編集=安井克至

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