iPadがデザイン一新、6万円台から。iPad ProはM2チップ搭載でより高性能に

第10世代のiPadは4色展開。オールスクリーンデザインに一新された


プロ仕様に磨きをかけたM2搭載iPad Pro


iPad Proは12.9インチと11インチの2機種がM2チップを搭載してアップデートされる。発売日は10月26日。カラーバリエーションは従来通りスペースグレイとシルバーの2色。Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルが揃う。価格は以下の通りだ。前世代機からの値上げ幅は7000円から1万5000円前後になる。

●12.9インチ iPad Pro
Wi-Fiモデル:税込17万2800円から
Wi-Fi+Cellularモデル:税込19万6800円から

●11インチ iPad Pro
Wi-Fiモデル:税込12万4800円から
Wi-Fi+Cellularモデル:税込14万8800円から


M2チップを搭載するiPad Proは12.9インチと11インチの2サイズ展開

iPad Proについては12.9インチ、11インチともにオールスクリーンデザインを継承する。12.9インチのモデルがバックライトシステムをミニLEDとして、HDRコンテンツの表示にも対応するLiquid Retina XDRディスプレイだ。11インチのモデルはLiquid Retinaディスプレイ。

背面には12MP広角カメラと10MP超広角カメラを一体にしたユニットを搭載。カメラユニットの位置は変えず、またアップルが発表したスペックを確認した限りでは12.9インチ、11インチのモデルともに本体サイズも変更されていない。1つ前の世代のiPad Proが対応するアップル純正キーボードアクセサリーはそのまま使えそうだ。デジタルコネクタはUSB-C。

フロントカメラは新しい第10世代のiPadのように「横向き」にならなかった。TrueDepthカメラによるFace ID顔認証の精度がカメラを横向きにすると変わるのか興味があったので残念だ。
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編集=安井克至

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