もし、あなたとあなたのパートナーが生涯をともにする時計を探しているなら、絶対に間違いのない選択肢として、「パトリモニー」を推薦する。ここではその理由について、実用性とデザイン、それらを生み出すクリエイションの観点で解説していく。
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クラシックモダンな時計の実用性
時計「パトリモニー・マニュアルワインディング」286万円/ヴァシュロン・コンスタンタン
名作コレクション「パトリモニー」の中でも、手巻きの2針モデル「パトリモニー・マニュアルワインディング」といえば、“本物”を知る男たちが憧れる最高峰のドレスウォッチ。
スーツスタイルとの相性は語るまでもなく、ビジネスパーソンにとってこれほど頼もしい存在はない。
そしてその実用性の高さを知れば、価値観や生活様式は形式的なものから離れていくこの時代において真に価値ある時計であることを理解するだろう。
そのデザインは1950年代の自社の時計に着想を得たもので、美しいラウンドシェイプにホワイトオパーリンのダイアルを組み合わせて、装飾は極限まで削ぎ落とされている。
そしてわずか6.79mm厚という極薄のケースはスレンダーなラグを備え、細身のアリゲーターストラップへとつながっていく。それは古典に範を取りながらも現代的な感性によって表現された、実に美しく洗練された佇まいだ。
クラシックでありモダンでもある。この二面性は、時計製造におけるヴァシュロン・コンスタンタンの哲学、“Classic with a Twist(=伝統的なのに遊び心がある)”を象徴するものだ。歴史や伝統に敬意を払う一方で革新を続けるメゾンの審美性ともいえるだろう。
だからこそ、「パトリモニー・マニュアルワインディング」は使うシーンを選ばない。合わせる服を選ばない。つまり形式的なビジネスシーンのみならず、略式、もとい非形式的なリラックスした休日にも違和感なく溶け込み、装いに気品と風格を与えてくれるのだ。
「パトリモニー」の魅力はレディスウォッチにも通底する。
例えば、ピンクゴールド製のケースにグラデーションカラーのダイヤルを組み合わた「パトリモニー・オートマティック」。文字盤の上ではダイヤモンドのミニッツトラックが慎ましく輝き、あらゆるシーンで女性を華やかに彩ることを約束する。
クラシックとモダン、オンとオフ、あるいは男性と女性。対極を軽やかに越境し、自在に横断するスタイルこそ「パトリモニー」の汎用性と実用性であり、時代や流行に左右されることのない普遍的な美しさの正体だ。
男性が着用したのはこちら
一生付き合える伝統的価値とデザイン
時計「パトリモニー・マニュアルワインディング」286万円/ヴァシュロン・コンスタンタン
「パトリモニー」を一生付き合えるデザインと断言できるのは、そのデザインが単なる古典主義によるものではないからだ。つまり、ある特定の過去モデルの復刻ではなく、あくまでアーカイブ全体を俯瞰したうえで、ヴァシュロン・コンスタンタンらしさが表現されている。それが267年という歴史で培われた伝統を現代的に解釈して誕生した、クラシックモダンなデザインというわけだ。
その際、インスピレーションの源となったのが1950年代に製造されていた自社の時計だという。
男性向けの「パトリモニー・マニュアルワインディング」と女性向けの「パトリモニー・オートマティック」に共通するのは、由緒ある伝統を現代的に解釈したデザインコードだ。
いずれもダイアルは緩やかな曲面をもち、前者にはホワイトオパーリン、後者にはブラッシュピンクと名付けられたグラデーションダイアルが採用されている。そしてスレンダーな時分針と外周に規則正しく並んだミニッツトラック、4カ所の楔形バーインデックスを特徴とする。
また特筆すべきは、エレガンスを極める「パトリモニー」の美観が、緻密に計算し尽つくされた、確固たる法則のもとでデザインされているという点だ。それが古代ギリシャから使用されている黄金比の採用である。
例えば、インデックス間の下底と上底、時針と分針の長さ、インデックスの長さとインデックスから文字盤中心までの長さ……。なんと計10カ所にこの黄金比が用いられている。絶対的な美しさには、誰もが納得できる理由があるというわけだ。
薄型時計の代表格としても知られる「パトリモニー・マニュアルワインディング」は、袖口に違和感なく収まるわずか6.79mm厚の美しい時計だ。
ケース内側には自社製手巻きムーブメント、キャリバー1400が収められ、約40時間のパワーリザーブ、毎時2万8800振動を誇り、実用性と精度は確かなもの。ムーブメントは卓越性と信頼性の保証であるジュネーブ・シールを取得している。
ヴァシュロン・コンスタンタンの時計製造技術の粋が、厚さ2.6mm、直径20.65mmというサイズのムーブメントに集約されているのだ。キリキリキリ……とゼンマイを巻き上げるたびに、その愛着は育まれていくだろう。
レディスモデルのみ48個のダイヤモンドがミニッツトラックとしてセッティングされ、その審美性を際立たせている。メンズウォッチ同様の優れた実用性と精度を誇り、その鼓動はシースルーバックから眺めることができる。
腕時計「パトリモニー・オートマティック」398万2000円/ヴァシュロン・コンスタンタン
女性が着用したのはこちら
創造的でイノベーティブな時計製造
1755年にジュネーブで創業してから、一度も途切れることなく歴史を紡いできたヴァシュロン・コンスタンタンは、今日まで常に新たなスタイルを模索し続けている。
型破りな形状、厳格な正方形、驚きに満ちたひし形、優雅なクッション型……。アーカイブを紐解けば、「パトリモニー」がそうであるように、多くの時計が革新性や独創性、そして“Classic with a Twist(=伝統的なのに遊び心がある)”という哲学を具現化したものだとわかる。
それはヴァシュロン・コンスタンタンの時計製造の歴史がそのまま、イノベーションの歴史でもあることを示すのだ。
またそれはレディスウォッチにおいても、まったく同様である。1889年にはバングルタイプの女性用ブレスレットウォッチを創作しており、時計史においても早くから装飾品としての時計の可能性を見出していた。
「パトリモニー・オートマティック」にはプッシュボタンを1度軽く押すだけで交換できるインターチェンジャブル・ストラップが付属しており、好みや気分、またはシーンに合わせて自分らしい組み合わせが楽しめる。
こうした創意工夫もまた、多様化する時代の流れを的確に捉えたイノベーションだといえるだろう。
歴史と伝統を重んじる一方で、独創性や自由を尊ぶヴァシュロン・コスタンタン。名作コレクション「パトリモニー」を唯一無二とするのは、軽やかに対極を越境し、自在に横断するスタイルにある。
男性の時計「パトリモニー・マニュアルワインディング」286万円、女性の時計「パトリモニー・オートマティック」398万2000円/ともにヴァシュロン・コンスタンタン
この時計を身に着けるということは、まさに何ものにも変え難い価値を手にするということであり、その針の刻む時間は人生をより豊かに彩るだろう。そして、「パトリモニー」を通してそんな時間をパートナーと共有することはこのうえない喜びに違いない。だからこそ生涯をともにする時計として、男性には「パトリモニー・マニュアルワインディング」を、女性には「パトリモニー・オートマティック」を大推薦したいのだ。
ヴァシュロン・コンスタンタン 詳細はこちら
【問い合わせ】
ヴァシュロン・コンスタンタン
http://vacheron-constantin.com/jp
※衣装クレジット
【男性】
ネイビーのスーツ17万500円/カルーゾ×トゥモローランド、靴16万5000円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)、バッグ3万4100円/アー×トゥモローランド(ともにトゥモローランド)
ブラウンのスーツ16万2800円/ラルディーニ(トヨダトレーディング)、ニット1万9800円/トゥモローランド トリコ、スカーフ1万9800円/フラテッリ ルイージ × トゥモローランド(ともにトゥモローランド)、靴18万7000円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)
【女性】
コート61万6000円、ワンピース32万8900円/ともにアニオナ、靴6万9300円/マレーラ、バッグ8万2500円/アフラ(すべて三喜商事)、ピアス11万円、リング5万9400円、ピンキーリング7万5900円/すべてヒロタカ(ヒロタカ 表参道ヒルズ)