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2022.10.14 23:00

ヘラルボニーなど協会設立 「インパクトスタートアップ」創出へ

左から:ユニファCFO 星直人氏、衆議院議員 平井卓也氏、READYFOR CEO 米良はるか氏、ヘラルボニー副社長 松田文登氏、ライフイズテックCEO 水野雄介氏

社会課題の解決と、事業成長・財務リターンの両立を目指す「インパクトスタートアップ」が注目を集めている。

世界でも急成長分野で、企業価値10億ドル以上のユニコーンは179社に上る。そのうち4割は、2021年以降にユニコーンとなった。

日本でも政府の骨太に「インパクトを資本主義の評価尺度としていく」と明記し、機運が高まり始めている。そうしたなか、10月14日、インパクトスタートアップのエコシステム構築を目指し「インパクトスタートアップ協会」が設立された。

Forbes JAPANでも9月号で特集を組んだが、その表紙を飾ったユニファ、ライフイズテック、READY FOR、ベラルボニー、五常・アンド・カンパニーが、発起人となった。

設立発表会では、岸田文雄首相からのビデオメッセージもあり、次のように語った。

「社会起業家をはじめとするスタートアップが、社会課題を成長のエンジンに転換し持続可能な経済社会を実現する『新しい資本主義』の考え方を体現するものと考えています」

二兎を追って二兎を得る。そんなスタートアップを日本からも生み出すための体制が整い始めている。

文=露原直人

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