国際ガールズ・デーに「声明を発表」
10月11日は、国連が世界中の女の子たちの権利を確認・推進し、その直面する特有の課題に光を当てるために10年前に定めた「国際ガールズ・デー」だった。国連はこの日、次のような声明を発表した。
「この10年の間に、少女たちにとって重要な問題に対する各国の政府や政策立案者、一般市民の関心は高まり、少女たちが世界的な舞台で声を上げる機会も増加した」
「だが、少女たちの権利に対する投資は依然として限られており、彼女たちはその潜在能力を十分に発揮するにあたり、いまも数えきれないほどの課題に直面している……教育、ウェルネス、暴力のない生活のために必要な保護において、世界中の少女たちが過去に例がないほどの困難に直面している」
「新型コロナウイルス感染症(のパンデミック)は世界中の少女たちに課されていた負担をさらに重くし、過去10年間に得た重要な成果をすり減らしている」
少女・女性たちは男性たち以上に、気候変動やパンデミック、人道危機など、世界中で起きている危機の影響を大きく受けている。変化を起こさなくてはならない。法律の制定や政策の実施など、少女や女性たちとの連帯を示す声明を発表する以上の、変化が必要とされている。
(forbes.com 原文)