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2022.10.12

ロッテ免税店、日本のビザ免除再開を機にプロモーションを強化

Getty Images

ロッテ免税店は、日本のビザ免除の再開(ワクチン接種またはPCRテスト陰性であることを証明する必要はある)を受け、韓国の主要小売店でのプロモーション活動を強化している。この動きは、ロッテの本国市場と、ロッテが大型店舗を構える東京の免税店販売に新たな機会を提供する。

2022年6月10日、日本は観光を再開したが、厳しいルールが残っていた。旅行者はパッケージツアーに参加しなければならず、入国者数は1日5万人という上限が設けられていた。10月11日からは入国制限がなくなり、個人でもビザなしで入国できるようになり、韓国からの需要が期待されている。コロナ以前の日本では、60カ国以上の国籍の人がビザなしで渡航し、最長90日間滞在できたが、パンデミック以降、厳しい安全対策の一環としてこの制度は停止されていた。

2016年から日本の主要ショッピング街である銀座に4万7400平方フィートの大型百貨店を構えているロッテ免税店は、ここ数カ月で前年比売上が3倍以上になった韓国市場で、日本への旅行を積極的に推進することにした。韓国人と中国人は、パンデミック以前から日本への旅行や買い物をする傾向があり、同社はこの流れが復活するよう取り組んでいる。

2019年8月、日本を訪れた国籍のトップは100万人を超える中国人であり、韓国人は台湾人に次いで3位だった。今年8月、韓国人はベトナム人に次いで2位だったが、総到着者数は2019年8月の250万人から2022年8月は17万人にとどまり、大幅に減少したままだ。

ロッテ免税店では、大韓航空を利用した韓国から東京への2泊3日の往復航空券をプレゼントする。ホテル宿泊を含む2名分のパッケージで、ソウルのワールドタワー店で4000ドル(約58万円)以上利用した先着25名と、抽選で同社の都心店舗全体で500ドル(約7万円)以上利用した5名に贈られる予定だ。

訪日旅行促進を目的としたミニプロモーション


ロッテは、現地の顧客を対象に、日本製品に重点を置いたさまざまなイベントを開催する予定だ。「LDF Live Travel, Love Duty Free」と呼ばれるプロモーションの一環として、NHN Doctortourと提携し「お得な特典付き」旅行商品を紹介する。
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翻訳=上西 雄太

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