2022年6月10日、日本は観光を再開したが、厳しいルールが残っていた。旅行者はパッケージツアーに参加しなければならず、入国者数は1日5万人という上限が設けられていた。10月11日からは入国制限がなくなり、個人でもビザなしで入国できるようになり、韓国からの需要が期待されている。コロナ以前の日本では、60カ国以上の国籍の人がビザなしで渡航し、最長90日間滞在できたが、パンデミック以降、厳しい安全対策の一環としてこの制度は停止されていた。
2016年から日本の主要ショッピング街である銀座に4万7400平方フィートの大型百貨店を構えているロッテ免税店は、ここ数カ月で前年比売上が3倍以上になった韓国市場で、日本への旅行を積極的に推進することにした。韓国人と中国人は、パンデミック以前から日本への旅行や買い物をする傾向があり、同社はこの流れが復活するよう取り組んでいる。
2019年8月、日本を訪れた国籍のトップは100万人を超える中国人であり、韓国人は台湾人に次いで3位だった。今年8月、韓国人はベトナム人に次いで2位だったが、総到着者数は2019年8月の250万人から2022年8月は17万人にとどまり、大幅に減少したままだ。
ロッテ免税店では、大韓航空を利用した韓国から東京への2泊3日の往復航空券をプレゼントする。ホテル宿泊を含む2名分のパッケージで、ソウルのワールドタワー店で4000ドル(約58万円)以上利用した先着25名と、抽選で同社の都心店舗全体で500ドル(約7万円)以上利用した5名に贈られる予定だ。
訪日旅行促進を目的としたミニプロモーション
ロッテは、現地の顧客を対象に、日本製品に重点を置いたさまざまなイベントを開催する予定だ。「LDF Live Travel, Love Duty Free」と呼ばれるプロモーションの一環として、NHN Doctortourと提携し「お得な特典付き」旅行商品を紹介する。