ビジネス

2022.10.11

「デートができるメタバース」 シード期のFlamersが11月に実装へ

恋愛に特化したメタバースを開発する「Flamers」は10月11日、シードラウンドで1億円を調達したと発表した。

同社は2019年に創業し、2020年6月に長期インターンの求人サイト「Voil」をリリースした。その後2022年5月から、VRChatを介したお見合いサービスを開始。これまで30組のカップルを誕生させてきた。

そして11月のリリースを予定しているのが、恋愛特化のメタバース「Memoria」だ。部屋で話したり、遊園地や海水浴、ドライブなど、VR空間でデートをすることができる。

マッチングのアルゴリズムを用いた恋人探しができ、告白の時には特別な演出を設定できるなど、独自の世界作りを目指す。またMemoriaで出会ったかどうかにかかわらず、カップルが日常的に利用する居場所としてのメタバースを構築していくという。

代表の佐藤航智(さとうこうち)は、「いま、ゲーム、ライブ、イベント、仕事など、あらゆるものがVR上で展開されていく中で、『VR空間で恋人を探す』『VR空間でデートをする』という未来は必ず到来すると思っています。僕たちがその一番先頭で業界を引っ張っていく存在になりたい」とコメントしている。

文=露原直人

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