2.皇室の生活が垣間見れる:日光田母沢御用邸記念公園
日光田母沢御用邸記念公園は、世界遺産に登録された日光東照宮をはじめとする「日光の社寺」に近接したエリアにあります。
日光田母沢御用邸記念公園入り口
日光田母沢御用邸は、大正天皇から三代にわたる天皇・皇太子のご静養地として利用されてきました。
建物は、江戸時代後期、明治、大正と三時代の建築様式が取り入れられていて、現存する明治・大正期の御用邸の中では最大規模のものだそう。
栃木県により3年の歳月をかけ修復され、2000年に記念公園として蘇り、2003年には貴重な建造物として「国の重要文化財」に指定され、2007年には「日本の歴史公園100選」に選定されました。
執務室や謁見所、諸外国との交遊のために使われていたビリヤード台のある御玉突所から寝室やお風呂まで公開されていて、当時の建築技術や皇室文化を垣間見ることができます。
また、四季折々の豊かな自然を楽しめる風情ある庭園も見どころ!
桜や紅葉の季節には、絵葉書のような絶景が望めそうです。
3.皇室・偉人も御用達:クラシックな宿「日光金谷ホテル」
宿泊したのは、憧れのクラシックホテルとして海外の方にも人気の高い「日光金谷ホテル」。ちなみに冒頭の「G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」の会場として栃木県が外務省に提案したのは「ザ・リッツカールトン日光」だそうですが、そのリッツに並ぶ、日光の一流ホテルです。
現役CAとして日常的に世界中のホテルに宿泊しているAKANEさんも、いつか宿泊してみたいとずっと憧れていたホテルなのだそう。
1873年開業の日光金谷ホテルは、現存する最古のリゾートホテルで、2023年に150周年を迎えます。
国際避暑地・日光のホテルの代表として、外国人旅行者達に愛され、ヘボン博士、アインシュタイン、ヘレンケラーなど、偉人たちも数多く宿泊。
さらに、1922年に英国皇太子殿下がご宿泊されたのをかわきりに、外国王室、国内宮家も御用達の宿となりました。
「日光金谷ホテル」ロビー
館内ツアーでは、ベテランのガイドさんから直々に、金谷ホテルの歴史や館内の建築についてお話を聞くことができるので、宿泊される際はぜひ参加されることをおすすめします。
金谷ホテルの各館は登録有形文化財に指定されていて、宿泊すること自体に特別感があります。
西洋式の外観ながら、内装には日本風の調度品や建築様式が随所に使われていて、タイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わえます。
「日光金谷ホテル」客室
窓からは日光の有名な男体山を望むことができ、窓の下には華厳の滝から流れてくる大谷川が流れていて、ホテルに宿泊しながらも日光の自然を感じることができました。
日光旅行の際は、ぜひ金谷ホテルで時間旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。