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音楽、メディア、エンターテインメントビジネスを担当。

2014年度「世界で最も稼いだミュージシャン」首位に立ったのはアップルにヘッドフォンブランドを売却し、巨額の富を得たドクター・ドレー(Photo by Ilya S. Savenok/Getty Images)

フォーブスは、2014年に「世界で最も稼いだミュージシャン」34名のランキングを公開した。

首位に立ったのはアップルにヘッドフォンブランドを売却し、巨額の富を得たドクター・ドレーだが、ビヨンセ(2位)、イーグルス(3位)、ブルース・スプリングスティーン(5位)、ポール・マッカートニー(10位)など、トップ10にはコンサートツアーで莫大な収入を稼いだ面々が多い。

ローリング・ストーンズ(19位)や元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ(20位)といった大御所の名前が並ぶ中、25歳のテイラー・スウィフトが11位にランクインしている点も興味深い。

また、近年大きな盛り上がりを見せるEDM(エレクトロニクス・ダンス・ミュージック)界からランクインしたのがDJのカルヴィン・ハリス。一晩のギャラが数十万ドルとも言われる彼は、6600万ドルを稼ぎ9位に登場している。下記に全34名のリストを掲載する。


1位 ドクター・ドレー: 6億2,000万ドル
アップルはドクター・ドレ―が立ち上げたヘッドフォンブランド「ビーツ・バイ・ドクター・ドレ―」の買収に際し、総額30億ドルの現金と株を支払った。これにより、ドレ―はミュージシャンの1年間の収入としては史上最高額を得ることになった。

2位 ビヨンセ: 1億1,500万ドル
Queen Bの愛称をもつビヨンセは、ワールドツアー『Mrs. Carter Show』や、自身の名を冠したサプライズアルバムのリリース、PepsiやH&Mの広告契約料などの収益で、前年を大きく上回る収入を得た。

3位 ザ・イーグルス: 1億ドル
2013年7月から現在も続く『History of the Eagles』ワールドツアーを行っているイーグルス。レディー・ガガやカニエ・ウエスト、マイリ-・サイラスら、若手人気ミュージシャン3人の合計を上回る所得を稼いだ。

4位 ボン・ジョヴィ: 8,200万ドル
『Because We Can』ワールドツアーでは2億5,000万ドルの興行収入を稼ぎ、ニュー・ジャージー州出身のロックバンドをトップ5の座に押し上げた。

5位 ブルース・スプリングスティーン: 8,100万ドル
世界各国で1位となった通算18枚目のアルバム『High Hopes』、Eストリート・バンドを率いて行ったコンサートツアーがひと晩に400万ドルを上回る莫大な売上を上げ、ボスはボスたる所以を世界に示した。

6位 ジャスティン・ビーバー: 8,000万ドル
トラブればトラブるほど金が入ってくる、どうしようもないヤツだが、直近のツアーは大成功、自己最高年収を更新した。

7位 ワン・ダイレクション: 7,500万ドル
絶大な人気を誇るアイドルグループ。チケットが各国で即時完売したワールドツアーやペプシのCM, 各国で1位を獲得したアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』の売り上げから、グループの年間総収入は新たな高みへと上り詰めようとしている。

8位 ポール・マッカートニー: 7,100万ドル
トップ10の中で最高齢となるマッカートニーは、72歳という年齢をものともせずワールドツアーを敢行し、世界各都市につき350万ドル以上を稼ぎ出した。

9位 カルヴィン・ハリス: 6,600万ドル
スコットランド出身のDJ、カルヴィン・ハリスは一夜のギャラが数十万ドル。リアーナのヒット曲のプロデュースでは数百万ドルを獲得。スーパーの商品補充係が、今や世界で最も稼ぐDJのひとりになった。現在はシンガーのテイラー・スウィフトと交際中。

10位 トビー・キース: 6,500万ドル
現在53歳。カントリー界のドル箱スターは音楽以外のビジネスでも大成功。自身のレコードレーベル、蒸留酒メスカルのブランド、レストランチェーンの経営で財を成す。

11位 テイラー・スイフト: 6,400万ドル
あと一歩のところでトップ10入りを逃したが、自身の最高年収を着実に更新。東京ドームからスタートしたワールドツアー「1989」で、2015年度は更なる躍進が期待される。

12位 ジェイ・Z:  6,000万ドル (3者タイ)
ビヨンセの夫でヒップホップ界の帝王ジェイ・Zが、2010年以来の好成績。最近は実業界にも乗り出し、コニャックのD’Ussé, シャンパンのArmand de Brignacを買収。ヒップホップのレーベル、Roc Nationの経営も行っている。

12位 ディディ: 6,000万ドル (3者タイ)
MCネームを何度も変えて来た不滅の音楽プロデューサーは、もう滅多にツアーは行わないが、ディアジオ社のシロック・ウォッカとのパートナー契約で成功、次はテキーラのブランド、デ・レオンDeLeonを買収して更に大儲けしようとしている。

12位 ブルーノ・マース: 6,000万ドル (3者タイ)
「スーパーボウル2014」のハーフタイムショーのパフォーマンスが、過去20年で最高と絶賛されたブルーノ・マース。『Moonshine Jungle』ワールドツアーでは1億ドル以上を稼ぎだした。

15位 ジャスティン・ティンバーレイク: 5,700万ドル
『Suit & Tie (feat. J-Z)』で、ジェイ・Zと全米ジョイントツアーを敢行、多額の興行収入を得た。音楽以外でも俳優業、BBQレストラン経営、自身のアパレルブランドなどで成功している。

16位 ピンクP!NK: 5,200万ドル
このところメディアでの注目度はさほど高くない彼女は、ライブツアーで地道に稼ぎ、その年収はレディー・ガガやマイリ-・サイラスを上回った。

17位 マイケル・ブーブレ: 5,100万ドル
ライブコンサートで何百万ドルも稼ぐもう一人の歌手は、2003年にデビューしたカナダ出身のブーブレ。最近のライブツアーで訪れた各都市で100万ドル以上を稼いだ。

18位 リアーナ: 4,800万ドル
『Diamonds』、『The Monster』などのヒット曲を量産するリアーナはカリブ海のバルバドス出身の27歳。Facebookでは9,000万人のフォロワーを抱えている。

19位 ローリング・ストーンズ: 4,700万ドル
デビュー以来半世紀を経てなお、ワールドツアー各所で軽く1,000万ドルを稼ぐイギリスの大御所。

20位 ロジャー・ウォーターズ: 4,600万ドル
ピンク・フロイドの元メンバー、ウォーターズは、2010年に開始した大規模なワールドソロツアー『The Wall Live』で通算5億ドルの興行収入を上げてランクインした。

21位 エルトン・ジョン: 4,500万ドル
68歳の今も現役でライブのステージに立つ。コンサートの興行収入で、カニエ・ウェスト、ケイティー・ペリーのような若手アーティストを凌ぐ年収を稼ぎ出す。

22位 ケニー・チェズニー: 4,400万ドル
カントリーのスーパースター、チェズニーは、スタジアムコンサートで年収の大半を稼いでいるが、他にも、ラム酒のブランド「Blue Chair Bay」など多角経営にも乗り出して成功している。

23位 ケイティー・ペリー: 4,000万ドル
2015年2月の第49回スーパーボウルのハーフタイムショーで、圧巻のパフォーマンスを見せたケイティー・ペリー。化粧品のCoverGirl , ポテトチップスのPop Chipsや、コティーと契約した自身のフレグランスライン「キラー・クイーン」から多額の収入を得てランクイン。

24位 ジェイソン・アルディーン: 3,700万ドル(2者タイ)
2005年のデビュー以来、カントリー歌手アルディーンがリリースした5枚のレコーディングアルバムは、すべてプラチナ・ディスクに認定された。うち2012年リリースの『Night Train』は、150万枚を売り上げている。

24位 ジェニファー・ロペス: 3,700万ドル(2者タイ)

御年45歳を迎えたベテラン歌姫。自分の年齢の半分にも満たない若い歌手たちを抑えてランクインした。リアリティ番組『アメリカン・アイドル』の審査員への復帰も話題を呼んだ。

26位 マイリ-・サイラス: 3,600万ドル(2者タイ)
2006年に放送開始されたディズニーチャンネルの人気テレビドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』の主役モンタナ役で、一躍ティーンのアイドルとなったサイラスは、その頃のイメージをすっかりと消し去り、きわどいステージで荒稼ぎしている。

26位 セリーヌ・ディオン: 3,600万ドル(2者タイ)
47歳を迎えた伝説の歌姫は、挑発的なダンスを見せなくても、マイリ-・サラスと同じくらい稼いだ。本拠地ラス・ベガスのショー興行収入がその大半と推測される。

28位 ミューズ: 3,400万ドル(2者タイ)
イギリスのロックバンド「ミューズ」は、結成20周年目を節目に続行中のライブツアーで稼ぎ、ランクインした。

28位 ルーク・ブライアン: 3,400万ドル(2者タイ)
2014年上半期に100万枚を売り上げたアルバム『Crash My Party』は、全ジャンルのアルバム総売り上げ7位を記録している。

30位 レディー・ガガ: 3,300万ドル(2者タイ)
スーパーモンスター、レディー・ガガの最新アルバムは、前作とは全く違った方向性を試したが、今ひとつ不発に終わった。それでも、精力的なツアー活動により数百万ドルを稼ぎ、見事ランクインした。

30位 ドレイク: 3,300万ドル(2者タイ)
コンサートショー、Nikeジョーダン・ブランドとのパートナーシップ契約、全世界で400万枚を売った最新アルバム(『Nothing was the Same』)の収益で前年度の3倍を稼ぎ出した。

今回のランキング作成にあたってフォーブスは、コンサートツアーの興行収入、楽曲の売り上げ、出版物、マーチャンダイジング商品の販売数、広告契約料、その他の事業による所得を総合的に合算した。
データは2013年6月から、2014年6月までの数値を興行専門誌「Pollstar」や全米レコード協会(RIAA)、調査会社ニールセンなどが公開したデータに基づき、マネージャーや弁護士、レコード会社幹部、場合によってはミュージシャン本人への取材内容も考慮し、総合的に割り出した。

文=ザック・オマリー・グリーンバーグ(Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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