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2022.10.30 11:00

ある資産家とプライベートバンクの物語 〜人生を悔いなく走り抜けるための資産運用とは

2019年12月に創業し、21年4月に独立系プライベートバンクとして動き始めたヴァスト・キュルチュール。同社はミッションに「ウェルス・マネジメントとフィランソロピーの融合」を掲げている。その新しさと意義深さは、心ある資産家からの注目と信頼を高めているという。ある資産家の実例を掘り下げてみよう。


世界は、何でできているのか。

例えば、少子高齢化について。2021年10月1日時点の日本の総人口は、前年比で64万4,000人減となった。このこと自体は現象だ。そして、現象に対する解釈は人それぞれだ。「そんなの知ったことか」とするか、「大変に悩ましきこと」とするか、「もはや仕方がないこと」とするか、「何か自分にできることはないか」とするか……。

対前年比30%以上の成長を続けて事業売却し早期リタイア


世の中に自由があるとして、解釈ほど自由になるものはない。あなたの世界は、あなたの解釈によってつくられている。あなたの行動は、あなたの解釈によって規定されている。

すなわち、人間は自分の認知の枠組みのなかでしか、この世界を味わえていないということだ。ときに「鳥や虫のように生きてみたい」と妄想することもあるが、やはり人間として生まれてきたからには「人間として味わえる果実を最大限に味わいたい」と願うのが筋だろう。

そこで、この世界にある果実を最大限に味わうための要件について考えてみたい。認知の枠を拡げるための日々の努力の他に挙げるとするなら、時間とお金と健康だろう。この3つを潤沢に揃えるのは難しい。時間と健康はあっても、お金がない。健康とお金があっても、時間がない。お金と時間はあっても、健康がない。貨幣経済を生み出して以来、人間は人生を充足させるトライアングルの不全に悩まされてきた。いま、この繰り返される不全の歴史に逆らって「崇高なる異端」になろうとしているのが、栗本夫妻だ。

栗本和泰(以下、栗本和) 何かのアクションを起こす際に必須となる要素。それは、体力・資金・時間であると私は考えています。35歳で私は起業しましたが、そのときの目標は「体力がまだ充実している50歳までに会社から離れ、自分の好きなことをする」というものでした。自分の好きなことをするための「資金」と「時間」をつくりたい。そして、人生のなかでも「体力」が充実しているフェーズで早期リタイアしたい。私は、そのために会社を経営してきたのです。


栗本和泰

仕事の時間であれ、仕事から離れた時間であれ、もっとも大切なのは「自分がどうしたいか」だ。何をするか、どんな人生を生きるかは、自己の内側から湧いてくる情熱に従って決めていくしかない。

自分の「魂の指揮官」は、誰なのか。自分の「運命の支配者」は、誰なのか。それは、この地球上にたったひとり。自分しかいない。指揮官あるいは支配者が、もしもいまだに眠っている状況なら、叩き起こすしかない。

自分という指揮官・支配者にしっかりと従ってきた栗本は、目標よりも手前の45歳で早期リタイアしている。大きな仕事に区切りをつけた後、その栗本はヴァスト・キュルチュールという盟友を見つけた。ヴァスト・キュルチュールは、独立系のプライベートバンクだ。このバンクにも自己の内側から湧いてくる情熱がある。他者におもねらず、自身の信じた道を突き進む指揮官・支配者がいる。代表取締役Co-CEOの安東宏典がそうだ。彼が栗本に問いかける。


安東宏典 ヴァスト・キュルチュール代表取締役Co-CEO

安東宏典(以下、安東) 自身の明確な目標に対して、忠実に生きようとする。早期リタイアして「体力・資金・時間」を手に入れるという目標に対しては、当初の50歳どころか、20年に45歳で成し遂げてしまう……。そのような人生への観念というか、人生との向き合い方は、いつ・どのようにして身につけていったものなのでしょうか?

栗本和 どうでしょうね(笑)。私は、子どものころから探究心が強い性格でした。自分の知らないことにチャレンジしたくなる傾向が非常に強いタイプだったと思います。逆に挑戦することなくあきらめるのが嫌いなために、サラリーマン時代は会社が決めた保守的で定型的な仕事と向き合うのがストレスでした。

安東 確かにそれは、サラリーマン向きの性格ではないと言えるでしょう。そうなると、自分で起業するしかない(笑)。しかし、世の中の起業家は多かれ少なかれ、栗本さんのような性向をもっているのではないかと思います。実は自分も「業界の定型」というものに疑問を感じて、新たなプライベートバンクを立ち上げているものですから、栗本さんの志や心情は理解できるような気がします。

栗本和 ええ、安東さんには自分のことを理解していただいていると感じていますし、安東さんご自身もサラリーマン向きの性格ではないと自分は存じ上げています。

安東 それは、ありがとうございます。

栗本和 私は学生時代からあまり人がやらないようなことでも、自分ができると思ったら周囲の意見は気にすることなく、自ら企画し、実行してきました。例えば、自転車で家から行けるところまで資金が尽きるまで行ってみるとか、ニューヨークに働きに行ってみるとか、車を分解できる部品まで自分で分解してみるとか。

安東 気になるエピソードが次々と出てきますね。一つひとつ掘り下げて聞きたいところですが、我慢します(笑)。ここで特に聞いておきたいのは、サラリーマン時代と起業してからの挑戦の話です。どのようなことを企画し、実行してこられたのでしょうか。

栗本和 私が新卒で働いていたのは、放送通信機器の専門商社です。あらゆる業界でファブレス化が進んでいるなか、その商社もメーカーの機能を備えていました。私は商品の企画・開発、さらには地道な営業など、幅広い業務に関わってきました。そこで、私がより突き詰めていきたいと考えたのは、「自らが企画し、海外の提携工場に自らが依頼して生産し、自らがネットで販売する」というスキームでした。10年に独立してからは、そのスキームを磨きながら、前の会社では扱っていなかったようなチャレンジングな商品を中心に販売していきました。

栗本奈緒(以下、栗本奈) 私は独立して新しく立ち上がった会社の創業メンバーとして、主に海外との折衝を担当しながら、早期リタイアまでの10年間の道のりを共に経験してきました。とにかく、夫は新しいことにチャレンジしないと気が済まない性分でして(笑)。保守的・安定的という言葉が、とにかく嫌いなのです。自分に厳しい人だと思います。

栗本和 おかげさまで創業以来、売上・利益共に対前年比30%以上の成長を続けることができ、20年の事業売却時には多数の会社からお声がけをいただきました。

ヴァスト・キュルチュールが特別なポートフォリオを用意



安東 そのような奮闘と努力のおかげで、遂に栗本さんは目標を成し遂げられました。事業売却後、資金を手に入れてからは運用方法も含めてどのような戦略を立てていたのでしょうか。

栗本和 実は大変に難儀しました。それまでの自分は、資金を元に働いてお金を生む方法しか勉強してきませんでしたから。「自分で働いてお金を生み出す方法」は知っていても、「お金に働いてもらってお金を生み出す方法」については不勉強でした。いざ、お金を運用していくというフェーズになってから、手当たり次第に情報を集めたり、講座に参加したり、ファイナンシャルプランナーや税理士の方に相談して、あれでもないこれでもないと検討を重ねているうちに、段々と資産運用の知識がついていったという状況で……。だから、「戦略なんてなかった」というのが正直なところです。

安東 そうなんですね。私が栗本さんとお会いしたときには、一定の知識をお持ちであると感じていました。

栗本和 それは、一定の努力をしたからです(笑)。しかしながら、努力をしていく過程において、さまざまな分野の方から運用のご提案をいただいたのですが、なかなか有益な情報に出会うことができませんでした。残念ながら、銀行や証券会社の方々が提案する商品内容には、見せかけだけのものが存在しているのも事実でした。

安東 いまの金融業界では、自身が身を置く会社の方針等により推奨すべき商品とその販売ノルマ等が設定されていることがあるため、お客様のニーズを追求することなしにその商品を売るという、必ずしもお客様のニーズに即さない対応が求められることが少なくないと考えています。

栗本和 そのようなご事情があるのですね。確かに、私が見ていても、ニーズに合っていない提案、あまりにコモディティ化した商品の案内が多いなという印象を受けることがありました。

安東 人でも商品でもコモディティ化した余剰供給が淘汰されるのは必然です。コモディティの向こう岸に自分を置いて、巷に溢れているものといかに差別化していくかが大事だと思いますね。

栗本和 それを安東さんがおっしゃられていることに対しては、すごく説得力を感じています。ヴァスト・キュルチュールの提案は、確かに「一般化」とは対極にあるものでしたね。私が共感できたのは、安東さんが日本人の一般的な資産運用ではなく、世界の富裕層の方々の資産運用法に精通されている部分でした。それは日本の金融機関に運用の相談をしても、なかなか提案してもらえなかった内容でした。だからこそ私は、安東さんにさまざまなご提案をしてもらいたいと考え、ヴァスト・キュルチュールとの取引を決断し、お声がけしました。

安東 そう仰っていただきありがとうございます。ヴァスト・キュルチュールは、お客様の人生観や資産内容、未来展望をお聞きしたうえで一人ひとりのご要望に合わせたポートフォリオを組み立てています。ノルマに追われながら、お客様のご要望を無視して売りたい商品を売っているのではありません。お客様のニーズに合わせ、特別にカスタムメイドすることにより、既製品にはない実効力をもたせています。

栗本和 安東さんからの提案は、私がいろいろと勉強してきたなかで理想とする「リスクを抑えて安定的に大きな結果を出す」という運用手段にもフィットしました。リスクを極力避けながらも高い利回りを得る運用を提案していただいたおかげで、いまでは資産に安定性が生まれ、それによって私自身の将来の展望もより明るいものになっていきました。

栗本奈 安東さんと夫が話をしているのを側で見ていると、ものすごく楽しそうなんですよね(笑)。私はとても心配性なのですが、安東さんと楽しそうに話をしている夫を見て、安心してお金を託すことができました。夫は安東さんのことを大変に信頼しているのだと思います。

人生を謳歌しながら、社会課題の解決にもコミットする


「大きな資産」と「安定した運用」という両輪はいま、栗本夫妻をどこに連れていこうとしているのか。


栗本奈緒

栗本奈 私たち夫婦のプレジャーは、山登りです。これまでに日本百名山のうち63座を登頂してきました。今後は100座完登を目指して、のんびりと、しかし着実に歩いていきたいと思っています。また、そうして日本中を周っているうちに新たな発見が続き、チャレンジしていきたいことがどんどん増えていっている状況です。人と比べることなく、自分たちの価値観に基づいて、自分たちのしたいことをしていきたいと考えています。

栗本和 私は山登りに加えて、ときには大会にも参加するなどトレイルランニングも愛好しています。過去においては、翌日の仕事のことを考えてレースにフルベットできない自分がいました。しかし、いまでは明日のことを考えずに、限界の向こう側への挑戦ができています。これはまさに、私の人生において画期的な事象が起きていることの現れです。

安東 それは体力がある時分に資金的、そして時間的な自由を手に入れることができたからこそ、可能になった挑戦ですからね。まさに栗本さんが目標としていた事象でしょう。

栗本和 そうです。若いころからひたすら挑戦を積み重ねてきた私の人生にとって、いまのステージは大変に意義のある場所なのです。山のなかを走るという行為にフルコミットできることが、かつてない人生のステージに自分がいる喜びを実感させてくれます。

安東 かつてないステージと言えば、栗本さんご夫妻は地域社会や人、さらには自然に対して貢献していきたいという想いも強く、いわゆる「社会課題の解決」という新たなステージにも積極的なスタンスをとっていらっしゃいますね。

栗本和 そうですね。私は栄養学部を卒業していまして、食品や農業の分野に若い自分から大変興味をもちながら生きてきました。これからの時代、地方において農業という生業・文化は、どうすれば生き残っていけるのか。そのようなことも含めて地域が抱えるさまざまな問題について想いをめぐらせ、また実際に地方に出かけて地域の方々と解決策について語り合ったりもしています。これからは「社会課題の解決」に向けて、そういった私たちによる実働だけでなく、私たちの資産にも働いてもらえたらと強く願っているところです。

安東 「社会課題の解決」こそが、これからの金融が果たすべき使命であるとヴァスト・キュルチュールは考えています。私たちのミッションは、ウェルス・マネジメント(資産の運用・保全・承継)とフィランソロピーの融合により、豊かな社会を次世代に継承していくことです。そのため、私たちはお客様に同志になっていただけるよう「資金を運用しながら社会に貢献できる仕組みや具体的な事例」をお伝えしています。

栗本和 社会課題の解決に取り組む非営利法人や研究機関に必要な資金が届く仕組みだったり、ファンドレイジング(民間非営利団体の資金集め)を支援する体制づくりだったり。資産運用から得られたキャッシュフローの使途に「社会貢献・寄付」という項目もプラスして、「確かな資産運用」と「社会がより豊かになるための資金の流れ」を両立しているということですね。

安東 そうです。「お客様も社会もより豊かに」ということです。「中長期的な資産形成・資産保全のための金融資産運用」「不動産などの金融資産とは異なる資産への分散投資」「リスクヘッジとしての保険」「収益拡大を期待するプライベートエクイティ」「所得税・贈与税・相続税といった各種税金の納付」などが挙げられるキャッシュフローの使途に「社会貢献・寄付」を加えているのです。

栗本和 私は「創意工夫」という言葉を座右の銘にしています。まだ自分が幼かったころ、事業をしていた叔父が伝えてくれた言葉です。以来、私の人生は「さまざまな創意工夫によって事態が切り拓かれ、輝きが与えられてきた」と言えます。挑戦と創意工夫が必ずワンセットになってきました。そしていま、ヴァスト・キュルチュールによる「金融を通して社会に貢献するという考え方とそれを実現する仕組み」もまた、安東さんたちの創意工夫の賜物だと思っています。並々ならぬ挑戦の意欲や創意工夫を感じるのです。だから、私も大変に共感・共鳴しています。安東さんにいろいろと教えていただきながら、これからは私たち夫婦も社会貢献への挑戦と創意工夫を続けていきたいと考えています。

安東 それでは、ヴァスト・キュルチュールと共に、かつてない社会貢献のステージにコミットしていきましょう。

栗本和・栗本奈 ご一緒します。

「自分がどんな人間であるか、何のために生き、周囲に対してどんな想いを伝えるか」は自分自身で決められる。強い想いにより、未来は変えられる。「体力・資金・時間」の美しいトライアングルを手に入れ、さらに「社会貢献への想い」までも人生を有意義に駆動させるパワーに換えようとしているのが栗本夫妻だ。

いま、ふたりは、どの辺りの山を登っているのだろう。栗本夫妻の人生の視座は、まさに崇高だ。ふたりは若く、これからが「崇高なる異端」の本領発揮である。この先は、ヴァスト・キュルチュールと共に美しい協奏曲を鳴り響かせていくことになる。そして、この世界の美しさを感じると同時に、この世界を美しい場所へと変えていく。


栗本 和泰◎1975年、大阪府生まれ。大学卒業後、NYで働き帰国後に放送通信に関わる工事資材を取り扱う商社に入社。英語講師をしていた奈緒さんとは英会話レッスンの現場で出会う。2010年、奈緒さんとふたりで株式会社放送通信機器を神戸にて設立。設立当初からのふたりの目標であったビジネスの早期成功と早期リタイアを果たす。

安東 宏典◎ヴァスト・キュルチュール代表取締役Co-CEO。1986年、岡山県生まれ。京都産業大学卒業後、トマト銀行、岡三証券、三井住友銀行を経てUBS銀行・UBS証券にて活躍した後、2022年2月にヴァスト・キュルチュールの代表に就任。成長戦略、執行、運営責任者を担う。UBS証券においてCAオブザイヤー、楽天証券においてアセットグロース賞(個人部門)で1位となった経歴も有する。

ヴァスト・キュルチュール
https://www.vasteculture.com

Promoted by ヴァスト・キュルチュール │ text by Kiyoto Kuniryo │ photographs by Takao Ota │edit by Akio Takashiro