2人の関係を「スマホいじり」で壊さないための4つのヒント

あなたの相手はパートナー、それともスマホ?(Getty Images)


2人のつながりの深さを強めるIT技術の使い方がいくつかある。こんな悪い習慣を避けよう。

仕事から帰ってきた直後にスマホやメールをチェックする。人間関係科学者は、関係の「時差ボケ」という言葉を口にする。しばらく離れていた後、例えば1日中職場にいた後に、2人が再開したときに起きる断絶の感情だ。人間関係の時差ボケを解消するには、あなたの思いをパートナーだけに向け、あらゆるテクノロジー妨害を排除することだ

食事中にスマホをチェックする。あなたが子どもの頃、食事中はテレビを消すよう母親からいわれなかっただろうか。同じエチケットはあなたのスマホにも当てはまる

#3. IT境界線を決めてお互いが責任を持つ

あなたは、あなた自身や2人の関係に関して、どんなIT境界線を引いているだろうか? ノースマホデーを設定しているのか? 夜8時以降のスクリーンタイムを最小限にしようとしているのだろうか?

もしあなたが2人の関係でテクノフェレンスを経験しているなら、健全な関係を続けるために、どんな境界線を決めるべきかをパートナーと話し合うことが重要だ。

#4. 能動的な余暇活動に重点を置く

テクノロジーは適切に使えばあなたやあなたたちの関係のためになるが、その幸福増幅力も伝統的な余暇活動と比べると影が薄い。『Social Psychology and Personality Science』誌に掲載された研究は、より能動的な余暇活動、たとえば祈り、社会交流、運動などを行っている人は、テレビ鑑賞、昼寝、休息などといった受動的な余暇活動を行う人よりも、幸福度が高いことを発見した。

体を動かすことは、幸福への鍵の1つだ。スマホ、タブレット、テレビにはほとんど効果がない。

結論

ちょっとした努力で、テクノロジーをあなたたちの関係にとってマイナスからプラスに変えることができる。テクノフェレンスのパターンを打ち破るために覚えておくべきことは「1. スマホはパートナーが納得する方法で使う」「2. テクノロジーはいっしょにやることを増やすために使う」「3. スクリーンタイムの境界線を決める」そして「4. スマホをほかの趣味や余暇活動より優先しないこと」だ。

forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

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