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2022.10.05 07:45

ラスベガス近接の湖から死体が続々 ドラマや映画の世界が現実に

干上がったミード湖から出現したボート 2022年8月撮影(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)


報道ではきれいに残ったままの死体の歯型まで映してしまっていて、こういうところはさすがアメリカのニュース番組だが、むしろ死体より茶色で無言のドラム缶のほうが気味悪いことこのうえない。
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湖に潜水しての死体探しやドラム缶探しが、陰気な楽しみとしてブラックなマニアの間で流行しつつあり、それまで「ここで釣りをするにはライセンスがいります」とパトロール船を運航させていた警察は、いまや「ここで死体を探してはいけません」と取り締まるようになった。


ミード湖から現れたトラクタータイヤ 2015年3月撮影(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

連邦政府はこのたび約4000億円の予算を通し、この湖の貯水量を回復させるべく、様々な施策を打つことを発表した。これによって、近隣の都市に住む住民に対して、庭を芝生から水を必要としない(サボテンなどを植える)砂漠デザインのものに変えるのに補助金を出したり、あるいは農家に水の消費の少ない穀物へ変えるようにやはり交付金で促したりなどのアクションがとられていく。
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余談だが、ラスベガスのホテルはものすごい量の水を消費するが、全米でも有数のリサイクル施設を持っていることから、消費した水の全てはリサイクルされて、それもまたリサイクルされ、一滴たりとも無駄にしていないというのが地元の自慢だ。

文=長野 慶太

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