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2022.09.27 17:30

【9月第3週資金調達まとめ】ファブレス方式で電気自動車の開発を手掛けるASFが12億5000万円調達


Fivot


調達額:10億円
調達先:Angel Bridge(リード) / SBIインベストメント / 三井住友銀行 / SMBCベンチャーキャピタル / 新生企業投資 / Sony Innovation Fund / キャナルベンチャーズ / ディープコア / SuMi TRUSTイノベーションファンド
備考:シリーズAラウンド

ボーナスがもらえるスマート積立アプリ「IDARE」を展開するスタートアップ。

「IDARE」は目標を決めて積み立てを設定すると、決まった額をクレジットカードから自動で積み立ててくれるサービスだ。

欲しいもの、行きたい場所、やりたいことなどの目標に合わせて金額を設定するだけで、積み立てを自動で行ってくれる。

また、月の平均残高に対して最大で年率2%のボーナスを毎月獲得することができる。

貯まった残高は、ネット決済に使えるほか、リアルカードを発行すればVisa加盟店ならどこでも使うことができる。

2022年9月にはシリーズAラウンドにおいてAngel Bridgeをリード投資家とし、SBIインベストメント、SuMi TRUSTイノベーションファンド、三井住友銀行、SMBCベンチャーキャピタル、新生企業投資、Sony Innovation Fund、キャナルベンチャーズ、DEEPCOREを投資家とし総額10億円の資金調達を実施。

今回の調達は、スタートアップ企業への提供価値を高めると共に、Flex Capitalの顧客獲得やおよび顧客への提供サービスの拡大、審査に高い質をもたらす与信モデル・データ分析基盤への投資などに充てる方針だ。

また、今後1年間で累計融資総額50億円を目指す。

フェリクス


調達額:3億円
調達先:三菱UFJキャピタル / 慶應イノベーション・イニシアティブ / FFGベンチャービジネスパートナーズ

眼、神経、新生児領域のファースト・イン・クラスの低分子医薬品の創出を目指す九州大学発スタートアップ。

同社は主にフェロトーシス・酸化脂質をターゲットとした医薬品開発を行っている。

フェロトーシスは、がんや虚血再灌流障害、神経変性疾患など、多くの疾患との関連が報告されており、新たな創薬ターゲットとした研究が行われている。

同社は、フェロトーシスをターゲットとした独自の創薬スクリーニングプラットフォームを構築し、新たな医薬品の研究開発を進めている。

2022年9月には、三菱UFJキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズへの第三者割当増資により、合計3億円の資金調達を実施。

今回調達した資金によって、現在進行中のパイプラインの研究開発を継続し、早期臨床試験入りを目指す。
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文=STARTUP DB

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