5Gについて、小売業者が知っておくべきこと


RESETは、当社が特定した十数種類の小売トレンドを集約してより高度なフレームワークとして考案され、小売業者が関連性を維持するために考慮すべき、より具体的な多くのトレンドへの入り口として、活用し易いものになっています。そのため、小売業者は、RESETフレームワークを通じて、これらのトレンドを理解することができるでしょう。

RESETの構成要素は、小売業界への適応に取り組むためのテンプレートになります。企業は、機会の特定、企業内能力の振り返り、競合分析、新しいプロセスと対応の実行などを、これらのRESETに集約することができます。

当社は、2022年を通じて小売業における成長要因を特定し、そのための対応プロセスを管理することで、小売業者を支援しています。RESETフレームワークを構成するトレンドは、2022年の当社の調査と分析の柱となり、当社のアナリストはこれらのトレンドの詳細を追跡調査していきます。その解説とRESETフレームワークの識別子は、今後紹介していく予定です。

付録:RESETフレームワーク

図内の訳
R(RESPONSIVE:応答性):物流、ラストワンマイルの整備、企業の発展(IPO、M&A、SPAC)
E(ENGAGING:エンゲージング):ライブストリーミングやソーシャルコマース、実店舗のリニューアル、ショッピングフェスティバルやホリデーなどの活用
S(SOCIALLY RESPONSIBLE:社会的責任):ウェルネス、サステナビリティ、インクルーシビティ
E(EXPANSIVE:拡張性):オルト・リテール、小売に直結したサービス、新規市場への参入
T(TECH-ENABLED:テクノロジー活用):サプライチェーンにおけるAIの活用、従業員中心のテクノロジー、拡大するメタバースの活用)
出典:Coresight Research


※この記事は、2022年5月にリリースされたRxR Innovation Initiativeからの転載です。

文=RxR Innovation Initiative

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