そんな中、Web3分野の著名企業がコンソーシアムを結成し、今年から9月20日を「国際NFTデー」として祝うプロジェクトを発足させた。この取り組みには、ダッパーラボや、アンドリーセン・ホロウィッツ、アニモカブランズ、OpenSeaなどの様々な企業が参加している。
Who’s having a fun #NFTDay?
— Dapper (@hellodapper) September 20, 2022
Claim your commemorative FLOAT on Dapper for a chance to win some NFT Day merch!https://t.co/L9ixS18DFr pic.twitter.com/owMuIs6OKB
ラッパーのスヌープ・ドッグとメソッド・マンも、国際NFTデーを記念してこの日に新曲をNFTとしてリリースした。TuneGoプラットフォームからリリースされたこのNFTは、Web 3の分散型のコンセプトを音楽業界に持ち込もうとしている。
スヌープ・ドッグをフィーチャーしたメソッド・マンの楽曲「New Old School Remix」は、TuneGo のWeb3 Marketplaceで、NFTとして独占リリースされ、さまざまなアートワークをアンロックできるようになる。
「TuneGOは、Web3のパワーを用いてクリエイターと消費者の間のギャップを埋めていく」と、同社のCEOのジョン・コール(John Kohl)は述べた。
スヌープは今年初め、ドクター・ドレとシュグ・ナイトが1991年に設立したヒップホップ・レーベル「デス・ロウ・レコード」を買収した。その後、スヌープは同レーベルからNFTプロジェクトとしてスタジオアルバム「Bacc on Death Row(BODR)」をリリースした。
スヌープは、現実世界での著名人としてのパワーをメタバースでも利用しようとしている。The Sandbox内にデジタルの土地を所有する彼は、そこで新曲のミュージックビデオを撮影し、スヌープバース(Snoopverse)と呼ばれる空間を生み出した。
暗号通貨の冬と呼ばれる状況下で、彼の新曲のリリースは、著名なラッパーがWeb3の未来に楽観的であり続けていることを示している。
(forbes.com 原文)