「サステナブル疲れ」を感じたときにやめてよかった6つのこと

人と地球に配慮した生活をしていると、理想の行動ができずに罪悪感を覚えることが多いのではないだろうか。

実際、1年以上エシカルに関する情報を発信している私も、最初は思い通りにならなくてモヤモヤしていた。

せっかく良いことをしているのに、完璧になれず精神的に疲弊してしまう人を減らしたい。

今回は、そんな"サステナブル疲れ"を感じたときにやめてよかったこと6つを紹介する。

100%を目指すこと




これだけ技術が発達した世の中でも、100%無駄のない消費は存在しない。

現代社会は非常に複雑で、プラスチック包装をやめると食品ロスの増加につながったり、サステナブルな素材にこだわると輸送距離が長くなったり、さまざまな矛盾が生じてしまうのだ。

完璧なサステナブルを目指すのはやめて、自分を褒めながら無理なく楽しく取り組むことが大切だ。

他人を変えようとすること


エシカルな暮らしを広めたいという思いで発信を続けているが、他人には無理に変化を求めないようにしている。

義務教育でサステナブルについて学ぶようになったのはここ数年のことであり、エシカルに興味がない人の多くは社会問題の深刻さを知らないだけで、悪気はないはずだ。

強要は分断を生むし、何より自分が疲れてしまうから、他人に期待しすぎないようにしよう。

他人と比較すること


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社会課題に関心がない人を見てイライラしたり、逆に自分よりサステナブルライフを徹底している人と比較して落ち込んだりするのはやめた。

例えば、プラスチックフリー生活をしていて、周りの目を気にするあまり、まだ使えるプラスチック製品を捨てて買い替えるのは本末転倒だ。

他人と比べず、マイペースに少しずつ進めていこう。

ネガティブな情報に触れること




地球が危機的状況にあるため、環境問題や貧困問題に関する情報は危機感を煽るネガティブなものがほとんどだ。

そういったことに関心を持って調べるのは良いことだが、しんどいときにネガティブな情報に触れると、不安な気持ちが強くなってしまう。

特に、外に出ることが減り、気分が落ち込みがちなコロナ禍では、スマホやパソコンから離れて過ごす時間も必要だ。
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文=エシカルな暮らし編集部

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