デートコーチが明かす女性が男性を「キモい」と感じる行動

Getty Images

キモいと思われたい男はいない。実際、そう思われないようにと振る舞うあまり、恋愛方面に支障が及んでいる人もいる。

テキサス州オースティンに住むオンラインデートコーチのブレイン・アンダーソンによれば、誰かに好意を寄せることと、気持ち悪いと思われることの間には大きな違いがあるという。

実際、彼女の新しい調査によると、不気味さに関連する9つの行動(たとえば凝視、ソーシャルメディアでの望ましくない接触、不適切なコメント、行動への干渉、セックスへのプレッシャーなど)を避けることが「キモいアラート」が出ることを避けるための確実な方法であることが示唆されている。

先日、筆者はアンダーソンに会い、この調査結果や彼女から男性へのアドバイスについて詳しく話を聞いた。以下は、そのときの会話の要約だ。

──最近、オンライン・デートにおける「キモさ」について調査を実施されましたね。この研究を行うことになったきっかけ、研究の進め方、そして発見したことを教えていただけますか?

ブレイン・アンダーソン:今年に入ってから「キモいと思われるのが嫌で、女性にアプローチするのが怖いんです」というような事前相談をなさるお客さまが増えたんです。

この気持ちを何度何度も聞くうちに気がつきました。

1. デートの文脈における「キモい」には明確な定義がないこと

2. 「キモい」という言葉の意味の曖昧さは、デートの観点からも問題であること

何が気持ち悪いと思われる振る舞いになるのかがはっきりしていれば、男性は意図しないままキモいと思われる心配をする必要がなくなります。しかし、残念ながらそれがはっきりしないため、キモい思われることへの恐怖が、多くの男性に深い社会不安を与えています。

何がキモくて何がキモくないかに関する混乱は、女性にも問題を引き起こします。

もちろん、女性はキモい行動をとられることを好まないので、何がキモくて何がキモくないかを明確にすることで、女性自身がキモい経験をする可能性を低くすることができるかもしれません。

それと同じぐらい重要なのは、キモいと思われるのを恐れてすてきな独身男性が近づいてこないのは、独身女性にとっても残念だということです。
次ページ > 女性2000人と男性1000人にアンケートした結果

翻訳=酒匂寛

ForbesBrandVoice

人気記事