マネー

2022.09.21 18:30

【9月第2週資金調達まとめ】クラウド型建設プロジェクト管理アプリのアンドパッドが総額122億円調達


ソーシャルインテリア


調達額:13億3000万円
調達先:ロッテベンチャーズ・ジャパン
備考:金融機関からの融資を含む

家具のサブスクリプションサービス「subsclife」の運営を行うスタートアップ。

「subsclife」では、25000種類ものバリエーションから家具を選ぶことができるサブスクリプションサービス。ユーザーは月牙規制で家具を使用することができ、支払いが定価に達したら、貸出品を所有することも可能である。

スタートアップだけでなく大企業までもが新オフィスの開設・増床・閉鎖・移転などを速やかに実施する必要に迫られており、購入するのに比べイニシャルの資金的負担が少ないことから人気を集めている。

2022年3月には、subsclifeからソーシャルインテリアへの社名変更を行った。同年9月には、ロッテベンチャーズ・ジャパンなどを引受先とした第三者割当増資、および金融機関から融資を受け、総額約13億3000万円の資金調達を実施した。

今回の調達は、家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」、家具のオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」の販売区域の拡大を受け、家具を所有せずに利用する選択肢と、家具の再利用を促し、家具の循環型社会づくりの実現に充てられる方針だ。

ROMS


調達額:12億円
調達先:DNX Ventures(リード)

小売業向けロボットを開発するスタートアップ。

同社は、高齢化社会と労働力不足の問題の解決するべく、小売業向けにロボットを開発している。

ポーランドにR&D拠点があり、ポーランドチームが10年以上培った自動化やインテグレーション、ロボティクスの知見と、日本チームが10年以上培ったビジネスや事業開発、小売の知見とを融合。グローバルの視点でのIssue Drivenアプローチを実践している。

2022年9月には、既存投資家であるDNX Venturesをリードとする総額約12億円の資金調達を実施した。

今後は、同社が展開するNFCの展開を加速し、小売流通業界におけるサプライチェーンの自動化、新たな購買体験の創造を目指す方針だ。

アスエネ


調達額:7億円
調達先:salesforce.com / SBIインベストメント / GLIN Impact Capital投資事業有限責任組合 / Tybourne Capital Management / 日本政策金融公庫 / りそな銀行 / 三菱UFJ銀行
備考:シリーズBエクステンションラウンド

ミッションに“次世代によりよい世界を”、ビジョンに“21世紀に新たな価値をつくり、日本発の世界で勝ち抜く企業”を掲げるクライメートテック領域のスタートアップ。

CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」、CO2ゼロ×地産地消のクリーン電力サービス「アスエネ」の2つのClimate-Tech領域のサービスを展開中。企業のサステナビリティ経営を支援して、脱炭素社会の創造に貢献。

2022年9月、シリーズBエクステンションラウンドにおいてSalesforce Ventures、SBIインベストメント、GLIN Impact Capital、Tybourne Capital Managementを引受先とする第三者割当増資、日本政策金融公庫、りそな銀行、三菱UFJ銀行からの融資により7億円の資金調達を実施。シリーズBラウンド合計では25億円の調達となった。

調達資金は優秀人材の採用、マーケティング強化、アジア展開、新事業の展開、買収の検討などに活用していく方針だ。

文=STARTUP DB

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