ビジネス

2022.09.19 19:00

上司に知られることなく求職活動を進めるコツ


3. 面接を入念に計画する


転職先が決まるまでに数回面接が必要かも知れない。その場合は、面接に用心深く対処する必要がある。

面接がある場合、休みを取ったり遅い時間に面接を予定したりするのがベストだ。大半の雇用主は、現職のスケジュールを避けて面接を予定しなければならないことを理解するはずで、柔軟に対応することをいとわないはずだ。

在宅勤務の場合、その時間に電話やビデオ会議が予定されていない限り、面接への出席はさらに楽になるだろう。

日中や仕事後に直接面接に向かう場合はオフィスから離れた場所で着替えて準備すること。突然トイレから新たな服装で現れれば怪しまれるだろう。そのため、準備が必要な場合はオフィスから離れた場所を選ぶこと。

4. 応募書類の中で、秘密にしてもらうよう頼む


応募書類は、転職先候補の会社にあなたの現状や通知期間について説明するのに適した場所だ。この場を活用すれば、あなたが現在働いていて、転職活動を秘密にしてもらう必要があることが応募先企業に示される。

会社が現在の職場の誰かにレファレンスのため連絡するかもしれないと心配な場合、一歩先まで踏み込んで現職に連絡しないよう頼むことさえできる。そうすれば、人事部にまずい電話がかかってくることを避ける役に立つだろう。

5. 連絡先情報に注意する


間違ったメールアドレスや電話番号を使ったことで転職活動がばれた求職者が非常に多いことを知れば驚くだろう。仕事を探す際には、仕事のメールやオフィスで日常的に使用するメールアドレスを使うことを避けよう。こうしたメールを使えば、誰かに見つかる危険性が上がる。

さらに、仕事で使う携帯電話が日中の主な連絡手段だったとしても、人材あっせん業者や転職先候補の企業から仕事の携帯電話に連絡がくることは好ましくないはずだ。求人情報の通知を設定する際は、個人的な携帯電話の番号を使うこと。電子メールも同様だ。

また、転職活動専用として新たな電子メールを作ることで管理が楽になるようであれば、それも可能だ。

転職先探しはキャリアの中でも楽しい時期かもしれないが、同僚、そして特に上司には知られないようにするため最善を尽くす必要がある。

転職活動を目立たないように行い成功させるため、ここに挙げたコツに従うこと。そうすれば、退職を告げる準備ができるまで、気まずい会話や転職活動が誰かに知られることを避けられるだろう。

forbes.com 原文

翻訳・編集=出田静

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