熱中症を警戒するFAXが登場 離れた家族を見守れる

プレスリリースより

「室内の熱中症警戒レベルがあがると、自動的に離れた家族などに電話をかける」……そんな機能を備えたFAX「おたっくすKX-PD750シリーズ」がパナソニックから発表された。

FAXの親機に温度計と湿度計を内蔵し、熱中症や乾燥への警戒を続けている。温度や湿度が定められた一定レベルを超えると、液晶ディスプレーでの通知や着信LEDの点灯などでユーザーに伝える仕組み。

さらに予め家族などへの連絡先を設定しておくと、熱中症警戒の連絡を電話で教えてくれるようになっている。

あくまでFAXなので熱中症そのものの予防や乾燥を防止することはできないが、不快な状況でもついつい我慢してしまうことを防ぎ、ふだんから熱中症への意識を高めることができるだろう。

FAXというとアナログ的で古くさいイメージを持つ人もいるだろうが、実はいまだに世帯普及率が30%を超えるほどで、実はゲーム機よりも高いという。電気ポットやLEDライトなど、プライバシーに配慮した見守り機器が、またひとつが増えたことになる。

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