FAXの親機に温度計と湿度計を内蔵し、熱中症や乾燥への警戒を続けている。温度や湿度が定められた一定レベルを超えると、液晶ディスプレーでの通知や着信LEDの点灯などでユーザーに伝える仕組み。
さらに予め家族などへの連絡先を設定しておくと、熱中症警戒の連絡を電話で教えてくれるようになっている。
あくまでFAXなので熱中症そのものの予防や乾燥を防止することはできないが、不快な状況でもついつい我慢してしまうことを防ぎ、ふだんから熱中症への意識を高めることができるだろう。
FAXというとアナログ的で古くさいイメージを持つ人もいるだろうが、実はいまだに世帯普及率が30%を超えるほどで、実はゲーム機よりも高いという。電気ポットやLEDライトなど、プライバシーに配慮した見守り機器が、またひとつが増えたことになる。