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2022.09.14 15:30

7割が自転車事故を経験するが、自転車保険加入率は半数以下

Getty Images

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近年ガジェットなどの普及により、スマホをいじりったり、イヤホンで音楽を聴きながら自転車を運転し、歩行者や自動車に対して事故を起こす例があとを絶たない。

交通ルールを違反して発生した事故では、多額の賠償責任を負うことになる例もあり、加害者が小学生などの未成年であっても9000万円を超える賠償判決が出た例もある。

三井住友海上火災保険が行なった自転車利用調査によると、約64%の人が「自転車で交通ルールに違反したときに罰則がある」ことを知っている。しかし「自転車事故で高額賠償の判決事例がある」ことを知っているのは約24%に留まったという。



また、自転車利用者の70%以上が「なんらかの自転車事故の経験」があり、その半数が自身が原因だったと認識している。当然、「自転車事故への備えの興味関心がある」人も約85%いるのだが、実際には自転車保険への加入率は40%そこそこと低いのが現状だ。

事故の発生そのものを減らす努力として、「飲酒運転をしない」、「スマホや傘などのながら運転をしない」ことを守る人が多い一方、自分の身を守るための「ヘルメットの着用」は10%以下と心許ない。

事故は誰にでも起こりえること。「若いから大丈夫」、「ほとんど乗らないから事故らない」ではなく、自身や家族の身を守る行為や金銭的なリスク回避など、日頃から備えておきたいところだ。

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