お菓子の技術で代替肉をよりおいしく、森永製菓が「SAI MEAT」を発表

プレスリリースより

森永製菓が、同社独自技術を生かした代替肉「SAI MEAT(サイ ミート)」を発表した。業務用のため、スーパーなどでの小売りはされず、飲食業や食品卸売業などがターゲットとなっている。発売は9月20日。

90グラムの一枚肉タイプで、数々の料理に利用しやすいという。常温で10カ月保存できるため、解凍などの手間がなく、取り扱いが楽なのもメリット。

同社が強調するのは食感や風味などへのこだわりだ。

食感については、「ハイチュウ」のかみ応えや、「森永ビスケット」の多彩な食感、「チョコモナカジャンボ」のパリパリとした感じに至るまで、幅広く研究開発して得た技術により、繊維感のある独特の食感を実現した。

風味は、「inゼリー」や「おいしい青汁」などで培った、癖のある刺激臭を抑える技術を使うことで、代替肉特有の大豆臭を低減しているという。

同社の代替肉開発の歴史は古く、1969年のバークメートに始まり、最近では2017年にゼンミートを発売している。

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