ランキングはフォーブスがビデオ会議サービスのブルージーンズ・バイ・ベライゾンと協力してまとめた。ユーチューブやTikTok、インスタグラム、ゲーム実況配信のTwitch(ツイッチ)といったソーシャルプラットフォームのトップクリエーター50人を、所得、起業家精神、影響力(フォロワー数とエンゲージメント率)という3つの要素から評価し、ランクづけした。
首位のドナルドソンは1億6200万人のフォロワー数を誇り、2021年には5400万ドル(約78億円)稼いだ。18歳のチャーリー・ダミリオがフォロワー数2億370万人、年間所得1750万ドル(約25億円)などで2位だった。妹のディクシーも21位に名を連ねている。TwitchのトップストリーマーであるxQc(エックスキューシー、12位)や、有料SNSのオンリーファンズ(OnlyFans)などで人気のポルノ女優ソフィー・ディー(46位)らもランキングに入っている。
これらソーシャルメディアのスーパースターたちは、エンターテインメントの世界に革命を起こすとともに、クリエーターエコノミーで広告などから大きな収益をあげている。クリエーターエコノミーの規模はいまや約1000億ドル(約14兆円)に拡大しているだけに、彼らは今後、重要なビジネスリーダーとしての性格も強めていくことになりそうだ。
フォーブスとブルージーンズ・バイ・ベライゾンは8日、ダミリオ姉妹らを迎えて「トップクリエーターズ」ランキングのローンチイベントをニューヨークで開催する。その様子はブルージーンズのプラットフォームでライブ配信される予定だ。
2022年版「トップクリエーターズ」ランキングの上位10人は以下のとおり(カッコ内の数字は左から順に2021年の所得、フォロワー総数、平均エンゲージメント率、起業家精神スコア)。全体のランキングなど詳細はこちら(英語)。
1位 ジミー・ドナルドソン(5400万ドル、1億6200万人、5.99%、3)
2位 チャーリー・ダミリオ(1750万ドル、2億370万人、2.16%、3)
3位 アレクサンドラ・クーパー(2000万ドル、360万人、15.98%、3)
4位 エリオット・テベレ(FuckJerry)(3000万ドル、2010万人、1.77%、3)
5位 エマ・チェンバレン(1200万ドル、2760万人、6.84%、3)
6位 フダ・カタン(1300万ドル、6300万人、2.17%、3)
7位 レット・マクラフリンとリンク・ニール(Rhett & Link)(3000万ドル、1180万人、1.34%、3)
8位 カビー・ラメ(1000万ドル、2億3140万人、3.57%、3)
9位 アディソン・レイ・イースターリング(850万ドル、1億3300万人、6.43%、3)
10位 ジェイク・ポール(4500万ドル、5730万人、1.49%、2)
(forbes.com 原文)