そんな中、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は9月1日、アップルが、親が子供に持たせることを想定した、セルラー接続を備えた新たなウォッチを発売するとの記事を掲載した。事情に詳しい関係者2人によると、このモデルは、「Apple Watch SEよりも安価な新バージョンのApple Watch」になる見通しで、本格的なアスリート向けのProモデルなどと共に発表される予定という。
それでは、NYTが予想する安価な新モデルは、Series 8やSE、Proと並ぶ4番目のウォッチになるのだろうか? 筆者はそうは思わない。アップルは、現行のSEを引退させ、それよりも安価なモデルを第2世代のSEとして投入すると考えるのが妥当だろう。
気になる価格については、現行のSEが279ドルで、Series 3が199ドルであることを考えると、第2世代のSEは249ドル程度になると予想できる。この価格で、初代SEより新しいプロセッサーを搭載しているとしたら、際立ったバリューを示せそうだ。
ここで気になるのは、次期SEがどのような外観になるかだ。このモデルは現行のSEのようにSeries 6と似たものになるのか、それとも、Series 7の新たなデザインを引き継いだものになるのだろうか。その答えは、9月7日(日本時間8日午前2時)に開催されるイベントで明かされることになる。
(forbes.com 原文)