黒電話やフロッピーディスクが博物館入り 国立科学博物館で未来技術遺産展示

プレスリリースより

国立科学博物館は、2008年から日本の重要科学技術史資料の登録を実施しており、今年は電動アシスト自転車や3.5インチフロッピーディスクなど18件の登録が発表された。

これにともない、2022年9月13日から9月25日まで、国立科学博物館にて資料を公開する「未来技術遺産 登録パネル展」が開催されることになった。

新規登録18件のなかには、我々の暮らしと密接に関係する世界初のものも多い。

たとえば3.5インチフロッピーディスクは、ソニーが世界で初めて開発したもので、従来の大型フロッピーディスクと比べて衝撃やホコリに強く可搬性が高いのが特徴だ。

また、ヤマハ発動機が商品化した世界初の電動アシスト自転車は、子乗せ自転車を大きく進化させる要因をつくった。

富士通ゼネラルは、世界で初めて自動フィルター清掃機能付きの家庭用エアコンを世に送り出した。各社が同様の機能を追従し、現在では「お掃除機能」はエアコンの重要機能のひとつとなっているほどだ。

ほかにも、日本電信電話の黒電話3種や、日本初の純国産ジェットエンジン(IHI)、3.5インチフロッピーディスクを記録メディアとしたデジタルカメラ(ソニー)など、「技術の日本」を感じさせる製品が多い。

未来技術遺産 登録パネル展

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