これにともない、2022年9月13日から9月25日まで、国立科学博物館にて資料を公開する「未来技術遺産 登録パネル展」が開催されることになった。
新規登録18件のなかには、我々の暮らしと密接に関係する世界初のものも多い。
たとえば3.5インチフロッピーディスクは、ソニーが世界で初めて開発したもので、従来の大型フロッピーディスクと比べて衝撃やホコリに強く可搬性が高いのが特徴だ。
また、ヤマハ発動機が商品化した世界初の電動アシスト自転車は、子乗せ自転車を大きく進化させる要因をつくった。
富士通ゼネラルは、世界で初めて自動フィルター清掃機能付きの家庭用エアコンを世に送り出した。各社が同様の機能を追従し、現在では「お掃除機能」はエアコンの重要機能のひとつとなっているほどだ。
ほかにも、日本電信電話の黒電話3種や、日本初の純国産ジェットエンジン(IHI)、3.5インチフロッピーディスクを記録メディアとしたデジタルカメラ(ソニー)など、「技術の日本」を感じさせる製品が多い。
未来技術遺産 登録パネル展