トーマス・ウェブスター(56)は、警察官を凶器で襲った罪を含む5件の重罪容疑で5月に有罪を言い渡された。
検察はウェブスターに禁錮17年を求刑し、連邦検事であるマシュー・M・グレーブスは「故意に状況を悪化させ、残忍な攻撃を続けた」と1月6日に語った。
ウェブスターがワシントンD.C.の警察官であるノア・ラスバンに向かって旗竿を振り回しているところを写真とビデオの記録が映し出している。ラスバンはかろうじて旗竿を取り上げた。
その後ウェブスターはラスバンを押し倒して首を締め、ほかのトランプ派暴徒もラスバンを蹴り、複数か所に負傷を負わせた。
ウェブスターは重罪を科せられた33人目の暴動者であり、検察側はこれまでの暴動者に対する陪審員裁判で8戦8勝の全勝であるとワシントン・ポストが伝えている。司法省によると、これまでに860名以上が議事堂襲撃に関連して逮捕されており、うち260名以上が警察官に対する暴力行為で罪に問われている。
9月1日、ニュージャージー在住の男が、ブラインアン・シックニックを含む複数の議事堂警察官に対する暴行に関する重罪を認めた。その男、エリー・カーターは、シッククニックの顔面に唐辛子スプレーをかけたことを認めている。
(forbes.com 原文)