2. 消費者はパンデミック時にホームジムを強化した
Coresight Researchでは、スポーツ機器の購入は、2020年と2021年にそれぞれ27%と17%ピークから、2022年には2.8%の成長で緩やかになり、正常化すると予測しています。対面式ジムでの体験を自宅に置き換えることを求めたフィットネス愛好家のほとんどはすでに機器を購入しており、Planet FitnessやLifetime Fitnessなどのフィットネス小売業者が、会員はジム環境に戻ることを待ち望んでいると報告しているように、今後はより通常カテゴリーの成長が見られると予想しています。
消費者は、休会中の費用の少なくとも一部を家庭用フィットネスの購入に充て、2020年から2021年にかけてスポーツ用品に40億ドルを費やしたことが推定されます。2021年9月にStatistaが実施した調査では、パンデミック中に購入されたフィットネス用品は、ウェイト、ダンベル、トレッドミルが最も人気があり、回答者の17%が購入していました。
図4. パンデミック時にフィットネス用品を購入した米国消費者(製品タイプ別)(回答者の割合)
(図内の訳、選択肢上から「ウェイト、ダンベル」「トレッドミル」「(ヨガ)マット」「ウェイトベンチ」「ワークアウト、エクササイズマシン」「フィットネスバンド、エクスパンダー、ロープ、ストラップ」「プルアップバー、ウォールバー」「ローイングマシーン」「サイクリングマシーン」「フラフープ」「ステッパー、クロストレイナー」「フォームローラー」「その他」「接続型のローイングマシーン」「接続型のトレッドミル」「接続型のサイクリングマシーン」「2021年にはフィットネス製品を購入しなかった」)
回答者、上「フィットネス製品を持っているとした回答者の割合」下「パンデミック中にフィットネス製品を購入したとする回答者の割合」)※2021年9月、16歳~50歳のオンライン消費者1000人、消費者は複数の製品タイプを選択可能 出典:Statista Global Consumer Survey (GCS)