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2022.09.05 16:30

ペットフードの高級化を受け、ぺトコが冷凍ドッグフードを発売


決算発表の席上で、コフリンは、同社プライベートブランドのペットフード「ホールハーテッド(Wholehearted)」のラインアップに、人間が食べられる品質の冷凍ドッグフードを追加すると発表した。この新製品を開発したのは、生鮮・冷凍の高級ペットフードを製造販売するジャスト・フード・フォー・ドッグス(JustFoodForDogs)だ。

ホールハーテッドの冷凍ドッグフードは、人間が食べられる品質の冷凍フードを、ジャスト・フード・フォー・ドッグスが提供する高級フードより手ごろな価格で提供するために開発された。価格は6ドル79セントからだ。

コフリンは、決算発表でこう述べた。「いまのようなハイパーインフレ環境においても、ペットのためには出費を惜しまず最善を尽くそうとする飼い主たちがいる。そうした人たちを重視することで、数年前から続く高級ペットフードへの流れを、これからも引き続き後押ししていく」

2016年に販売が始まったホールハーテッドのドライフードは、広く出回ってはいるが品質の劣る他のブランドのシェアを奪っており、第2四半期には前年比で30%成長したことを、コフリンは明らかにした。そうした伸びが、冷凍フードをラインアップに加える決断を後押しした。ぺトコの店舗では、ホールハーテッド冷凍フード用冷凍棚の設置が進められている。

コフリンは決算発表後のインタビューで、ペット・ヒューマナイゼーションというトレンドは、ペットについての考え方が永続的に変わったことを反映していると述べた。

「犬は、かつては野放しにされていたが、裏庭で飼われるようになり、さらに居場所が家の中へと変化した。いまや、あなたが私と同様であれば、飼い犬や猫と同じベッドで眠っているはずだ」

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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