心も体も解きほぐす一汁三菜 Be-A Japan 髙橋くみの推しメシ

「ブラウンライス」のランチ「一汁三菜定食」

社会で活躍するリーダーや、著名なビジネスマンたちのパワーの源は何なのか? 彼らの「パワーフード」から、彼らのエネルギーの源を探るシリーズ。

今回は、Be-A Japan代表取締役の髙橋くみさん。従来のサニタリー用品を必要とせず、穿くだけでサニタリー期間を快適に過ごす事が出来る、超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」の製造・販売を手掛けている。伝い漏れや面倒な交換等、女性のストレスや負担を軽減する新しい発想から生まれたフェムテック商品。



2020年6月にクラウドファンディングで1億円を超える資金調達&9062人からの支援を受け、デビューからわずか2年で10万枚以上を突破した話題の品をプロデュースした立役者だ。「憂鬱になりがちなサニタリー期間であっても、女性が諦める事のない社会を本気で作りたいと日々挑んでおります」という。

そんな熱い志を持つ髙橋代表の「推しメシ」は、ニールズヤードが経営する表参道「ブラウンライス」のランチで提供されている一汁三菜定食。「家族が住むロサンゼルスと仕事の拠点である東京を行き来しているのもあって、移動や時差で疲れが溜まってしまう事も。すると体が自然と和食を欲するようになり、昔ながらの素材を大切に、丁寧に作られた『ブラウンライス』の和食にホッとするのです」。



このカフェは、納豆やタレまで全て手作りの本格ヴィーガン食にこだわり、「一汁三菜定食」は、発酵食品をはじめ、豆腐や玄米や有機野菜が使われた体に優しいメニュー。「週替わりなので、毎週通っても飽きる事がないのが嬉しい。とりわけ、手作り味噌と、こだわりの出汁で作ったお味噌汁を最初に口にすると、心も体も解きほぐされるようにホッと和みます。思い返してみると、私が行っている唯一の『体にいい事』は、ヘルシーな食事を摂る事なのかもしれません」。

ランチタイムが17時までなので、バタバタしていて、気がついたら16時を過ぎていた! という緊急事態にも助かっているという。

実は、Be-A Japanがサニタリーアイテムを誕生させたのには、「ブラウンライス」の存在が。「会社のビルが『ブラウンライス』の隣にある事もあり、社食(笑)のように通っていまして。建物全体がサスティナブルをテーマに作られていて緑もあり、思わず深呼吸したくなる心地よさ。仕事から解放されるオアシス的スポットなのです。

ある日、カフェの店員として店に立っていたニーズズヤードレミディーズの梶原社長と、社長とは知らずに話すようになり。それがご縁となって、環境問題にご尽力しておられる梶原社長に、弊社の社員向け環境セミナーを行っていただいたりしました。そこで私たちの環境に対する意識や知識が高まっていき、サスティナブルで環境に配慮したサニタリーアイテムの開発に至ったのです」。


ブラウンライス
渋谷区神宮前5-1-8
03-5778-5416

文=中村麻美

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