改修は2022年11月から毎月4機を目安に行なわれ、2年以上の歳月を掛けて完了するのが目標。2025年4月には、約4000席の新プレミアム・エコノミーシートが導入され、728室のファーストクラススイートを改装し、5000席以上のビジネスクラスが刷新される。
同社によると、これほどの大規模改修は他社も含めて前例がないため、プロレスの確立と合理化、発生する問題の特定と対処のために、広範囲の試験を行なってきたという。
日本航空も、8月20日に新しく改修された新仕様機の運航を伝えている。コロナ後に他社との差別化を図るため、ユーザーエクスペリエンス向上は欠かせないだろう。