全米大学ランキングはフォーブスが毎年まとめているもので、今回が14回目。2022年版は学生への投資対効果や成果に基づいて全米の大学を順位づけした。学生が留年せずに卒業し、高い所得を得て債務も少なく、順調にキャリアを歩んでいる大学が上位に入っている。
フォーブスのシニア教育リポーター、エマ・ウィットフォードは「学生の債務を最小限に抑えながら、最高レベルの教育を提供し、キャリアでの成功につなげている大学を紹介できて誇りに思っている」とコメント。ここ数年の経済的混乱の影響で、大学の学位取得のための投資は多くの学生にとってさらに負担が大きくなっていると言及したうえで、ランキングではこうした投資からとくに大きな成果をあげている大学が高く評価されていると説明している。
今年のランキングでも引き続き公立大学が健闘しており、カリフォルニア大学のロサンゼルス校やサンディエゴ校、デービス校、ミシガン大学アナーバー校もトップ25位以内に入っている。トップ50校のうち17校が公立だ。
2022年版ランキングの上位10校は以下のとおり(全体のランキングなど詳細はこちら)。
1位 マサチューセッツ工科大学(マサチューセッツ州、私立・非営利)
2位 スタンフォード大学(カリフォルニア州、私立・非営利)
同 カリフォルニア大学バークレー校(カリフォルニア州、公立)
4位 プリンストン大学(ニュージャージー州、私立・非営利)
5位 コロンビア大学(ニューヨーク州、私立・非営利)
6位 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(カリフォルニア州、公立)
7位 ウィリアムズ大学(マサチューセッツ州、私立・非営利)
8位 イェール大学(コネティカット州、私立・非営利)
9位 デューク大学(ノースカロライナ州、私立・非営利)
10位 ペンシルベニア大学(ペンシルベニア州、私立・非営利)
(forbes.com 原文)