ツイッターが特定の相手にツイートする「サークル」を導入

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ツイッターは8月30日、ユーザーが選んだ相手にだけツイートを表示できる新機能の「サークル(Circle)」を立ち上げ、グローバルに提供を開始したと発表した。この機能は、インスタグラムの「親しい友達リスト」に類似したものだ。

ツイッターのサークルは、最大150人のユーザーを登録可能で、任意のタイミングでメンバーを追加したり削除することが可能になっている。サークルへの追加や削除は、相手には通知されない。

ツイッターのユーザーは投稿をする際に、自分のツイートをフォロワー全員に表示するか、サークル限定にするかを選択できる。サークルに投稿されたツイートは、そのサークルのメンバーだけが閲覧可能で、リツイートもサークル内限定になり、リプライも非公開になる。

サークル宛てのツイートには、緑のアイコンが表示される。サークルに追加されたユーザーは、自分からサークルを抜けることはできず、相手のツイートを見たくない場合は、相手をミュートするかブロックすることになる。

ツイッターは、「多くのリクエストを受けた」とされるこの機能のテストを5月に開始した。この機能は、インスタグラムが2018年にストーリーに追加した「親しい友達リスト」機能に類似している。インスタグラムの一部のインフルエンサーは、限定コンテンツにアクセスする方法として、親しい友達リストへのアクセスを有料にしている。

ツイッターは昨年、一部のインフルエンサーがファンにアクセス料を請求できるようにするため、「スーパーフォロー機能」を立ち上げた。インスタグラムも今年初め、同様のサブスクリプションサービスのテストを開始した。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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