今回は、フロントステージ代表取締役の千田絵美さん。広島修道大学卒業後、小学校教師や広告代理店を経て、出前館に入社し、広報・社長秘書として従事。その後、ドクターシーラボのマーケティング部で広報・PR担当として活躍。ブラッシュアップしたPR手腕は、売上とユーザー数を前年比200%に押し上げて実績を残したSTORESにおいて、PRマネージャーとして発揮される。
そして2016年、満を持してフロントステージを設立。「広報・PRの力で、企業やサービス情報を必要な人に届け、社会に貢献する」を目的に、PR戦略や企画立案をはじめ、プレスリリース作成から撮影立ち会いまで、「企業外の広報室」的な役割を請け負う。2021年10月から開始した「採P(さいぴー)は、企業にフィットした人材採用のサポート業務に特化したサービスで、利用した企業からは、「良い人材が採用出来た」という声が寄せられる等、新たな取り組みにも積極的。プライベートでは、一児の母で「パワーママプロジェクト」を主宰。著書に『ワーママ5年目に読む本』。
そんな千田代表の「推しメシ」は、南青山にある「二ーノカフェ」のドルチェたち。
「オフィスから1分の所にあるので存在は知っていたのですが、頻繁に訪れるようになったのはコロナ禍真っ只中の2020年4月から。世の中は未曾有の事態に陥り、当時は先が全く見えない状態。経営者として、日々変化していく状況に次々と手を打ちながらもすごく不安な気持ちを抱えていました。そんな中、完全リモートワークで誰もいないオフィスに1人出社していて、ふらりとランチを買いに行った時に開いていたのが『二ーノカフェ』でした」。
ショーケースに可愛く色鮮やかなドルチェが並んでいるのを見て、沈んでいた心が一気にワクワクしたという。「選んだドルチェをオフィスにテイクアウトして食べたら、すごく美味しくて癒されました!」。それ以来、元気を注入したい時や、頑張った後のご褒美にと、ちょこちょこ訪れるようになった。
お気に入りは、濃厚なチョコレート・タルトやアーモンド系のドルチェ。季節毎に変わるタルトをお店のスタッフと相談しながら選ぶのも楽しみだという。「二ーノカフェ」は、シチリア出身のオーナーシェフが経営する「リストランテ・ダ・二ーノ」の系列なので、パニーニやお惣菜も本場イタリアの味として人気の店だ。
千田代表にとっての忘れられない味は、3つ。1つめは、共働きで忙しいはずのお母様が仕事の合間に作ってくれた餅米とツナとお醤油で味付けた、炊き込みご飯。2つめは、地元の広島修道大学時代に通った広島市南区「ひろしちゃん」のうどん入りお好み焼き。そして3つめは、仕事仲間と訪れたバリ島での時間。
「ビーチが目の前のイタリアンレストラン。店名すら覚えていないのですが、普段はエネルギッシュにビジネストークをしている仕事仲間たちと、この時はリラックスして他愛もない話をして楽しかった!つまり、食は、単に食欲を満たすだけでなく、自分のマインドを整えてモチベーションを上げてくれるパワーを持っていると思います。その意味でも、『二ーノカフェ』のドルチェは、味、見た目、雰囲気、シェフの思い等が総動員されて、食べる人のエネルギーを上げてくれるスイーツ。シチリアの調度品が並ぶお店に一歩足を踏み入れるたなら、元気をもらえるはずです!」
二ーノカフェ
住所:港区南青山1-25-1
TEL:03-3423-5286