30U30

2022.08.25

日本発「世界を変える30歳未満の30人」 授賞式に大平修蔵や長谷川ミラら

「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2022」授賞セレモニー


続いて、会場から「人生観が広がった瞬間は」と聞かれ、Reiは「数年前にフランスの大きなフェスに出る機会があり、2万人ほど収容するステージに、女性のドラマーと2人で出演しました。始めはお客さんがまばらだったのですが、音楽に引き寄せられるように増えていきました。英語はとても便利ですが、音楽の本質的な力が国境や性別、価値観を越境するのだと実感した経験でした」と回答。

同じ質問に対して大平修蔵は、「人との出会いやタイミングが重なり、今こうしてここに立つことができていると思っているので、人との出会いが僕の人生を変えてくれたんじゃないかと思います。人生観について語るのはまだおこがましいと思いますが、人との出会いは、僕にとって本当に大事だと思っています」と話した。



次に、学生に向けたメッセージを問われ、げんじは「一言でまとめるなら『UXEIYO(ウェイヨー)』ですかね。何でもポジティブにかえてしまう言葉なんです」と笑いつつ、「学生のうちは指示されたからやる、ということも多いと思いますが、何でも自分から行動したほうがいいと思います」と話した。



長谷川ミラは、「『気にすんな』という言葉を送りたいです。特に大学生の時は、周りの子と自分を比べてしまう状況も多いと思うんですが、そういったところを気にせずに挑戦を続けることができれば、何か得られるものがあるのではと思います」と答えた。

アドバイザリーボードにSKY-HIら


今年はアドバイザリーボードとして、アーティスト、音楽プロデューサー、BMSG CEOと多方面で活躍するSKY-HIや、ミスビットコインこと藤本真衣、金沢21世紀美術館 館長の長谷川祐子など計12人が協力。アドバイザリーボードとForbes JAPAN編集部で協議し、テクノロジー&サイエンス、アート&スタイル、エンターテインメントなど計9部門から30人の受賞者を選出した

10年以上の歴史を持つ米国版「30 UNDER 30」では、無名時代に選出されながら、のちに社会を変えるような大きなインパクトを与えてきた受賞者を生んできた「30 UNDER 30」。世界を一変させる可能性を秘めた、激動の時代を生きる若き才能たちに注目が集まる。

文=田中友梨 撮影=杉能信介

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