今回は、アガサ代表取締役の鎌倉千恵美さん。名古屋工業大学大学院を修了後、総務省総合通信基盤局に入省。その後、日立製作所にて、製薬・医療機関向けの新ビジネスの開発と新ソリューションの基本設計やプロジェクトマネジメント業務を担当。2005年から2007年には、米国ライス大学に留学し、経営大学院でMBAを取得。帰国後、製薬企業向けの文書管理システムを開発・サポート・販売する、米国NextDocs Corporation日本支社の代表へ。そして2015年、現在のアガサを設立。アガサでは、臨床研究や治験の文書管理クラウドサービスを医療機関と製薬企業に提供している。
「長年にわたり、手続き文書の電子化が叫ばれていた『治験』の分野を扱う事が実現しました。スポンサーからは、『医療機関が紙だったら企業がシステムを導入してもメリットがない』と言われ、医療機関にとっては、『システムの値段が高すぎて導入出来ない』という大きなジレンマを抱えており、これまでは、なかなか進展しなかった分野でした。
そこで、めざましく進化しているクラウドサービスを上手く活用する事で、高品質で低コストな臨床研究・治験用の文書管理クラウドサービス『Agatha』のご提供が叶ったのです」と、鎌倉代表。これにより、医薬品の開発や製造に関する様々なステークホルダーで作成・使用している紙文書を電子化し、医療機関やスポンサー企業で働く社員にとって、本来の仕事に専念出来るようになった。
無駄を排し、効率化を目指す鎌倉代表らしい「推しメシ」は、週末にまとめて作って冷凍ストックしておく「野菜たっぷりカレー」。そのレパートリーは数多く、大根カレー、キャベツカレー、蓮根&人参カレー、白菜カレー等、冷蔵庫にある野菜をどっさり入れた辛口カレーだ。「食事は、毎日のエネルギーの源ですが、私にとってのカレーは、特に元気の源です。ご飯(お米)との相性も最高ですし! 通常カレーに使わない材料も使って、オリジナルカレーを作ってしまいます。例えば、和の食材の鰹出汁で煮込んだ大根カレー。美味しいですよ」
新卒で就職した総務省の社員食堂でも、ランチでよくカレーを食べていたという。同僚から「いつもカツカレーを食べているね」と指摘され、ハッと気がついたそう。「自分では全然意識していなかったのですが、忙しい時(エネルギーが必要な時)は、体が自然とカツカレーをチョイスしていたのですね(笑)」。
ほぼ毎日カレーを食べているという鎌倉代表。「食べるタイミングは、朝です。カレーもご飯も冷凍ストックしてあるので、慌ただしい朝でも簡単に準備出来るのも便利。以前は、重要なプレゼン前の『験担ぎ』みたいに特別な日の朝食メニューだったのですが、アガサを設立してからは、毎日が真剣勝負!だから毎朝カレーです。リモートワークだった時は、朝・昼カレーだった事も(笑)」。冷凍状態のカレーの中身は、何か分からないので、解凍してお皿に載せて、初めて「今日は蓮根とチキンのカレー」と分かるのも楽しみのひとつだと言う位、ヘルシーなカレーライフを満喫中。
「20代の時のように、連日カツカレーを食べていたら確実に太ってしまうので、最近は野菜カレーへと変遷してきましたが、これからもカレーが私のパワーの源であり続ける予感がしています。ちなみに、毎朝食べていて飽きない? と思われるかもしれませんが、冷凍ストックカレーは、カレーライスだけでなく、カレードリアやカレーうどん等、色々とアレンジ出来るので、とっても重宝しているんです!」