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ライフスタイル

2022.08.25 12:30

皆が満足できるメニュー「俺のハンバーガー」、アイケアCEOの推しメシ


忘れられない味の思い出は、「すき焼き」。5歳から10歳まで、アメリカ・ニュージャージー州に住んでいた山田さん。「スキー好きな父の趣味で、車で10時間かけてスキー場に行ったのが幼い頃の思い出です。スキーの日は、母が『すき焼き』を作ってくれました。翌日は『すき焼きの残りのおじや』が出てきてたのですが、何せ父のスキー合宿は、厳しい熱血指導(笑)。『すき焼き』が出て来ると、『スキー行くんだな』と、テンションが下がった記憶が今でも残っています」。ところが、大人になって食べたすき焼き店でのすき焼きの美味しさに感動を覚えた、という微笑ましいエピソードも。

一期一会の食の思い出は、敬愛する田中滋先生と行った東京駅近くのフレンチレストランでのキノコ料理。現在の医療や介護制度の枠組みを作った地域包括ケアシステム研究の第一人者である田中先生と舌鼓を打ったキノコ料理の、今でも鼻腔をくすぐるフワッとした香りが忘れられない。

ビジネスパーソンとして、エレガントであるべきや、紳士としての立ち振る舞いを伝授されて、現在の山田さんの価値観に多大な影響力を与えてくれた存在だという。そんな経験も踏まえて、食事は、雰囲気、見た目、交わした会話等、健康状態同様に、トータル・バランスが大切と考える。「簡単なのに家族全員を幸せにしてくれるハンバーガーは、我が家の推しメシNO.1です。現在、4人の子供と大人2人が居て、年齢も趣向もバラバラ。でも皆が満足出来るメニューって、ハンバーガー以外ないんじゃないかな? って思います」

文=中村麻美

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