今回は、iCARE代表取締役&CEO、産業医、労働衛生コンサルタントの山田洋太さん。金沢大学医学部卒業後、久米島で離島医療に従事。離島での経験から、病気を診るだけでなく、患者の生活を理解しないと健康は創れない事を知り、産業保健のプロフェッショナルカンパニーとして「働く人の健康を世界中に作る」を掲げ、労災・過労死・メンタルヘルス不調等の解決に取り組んでいる。
2011年に設立したiCAREでは、健康管理システム「Carley(ケアリィ)」をリリースし、職場や組織の健康管理体制の構築に取り組む。健康データから組織の健康データを見える化し、組織全体の解決を支援する等新しい医療改革に勤しんだ結果、今最も勢いのあるウェルビーイング・基幹システムとして話題を集めている。
CEOにして現役産業医という肩書きを持つ山田さんの「推しメシ」は、週末に作るハンバーガー。「コストコで大量にバンズを仕入れて、パテからソースまで全てこだわります。牛と豚の合い挽き対比は、5対5。ソースは赤ワイン、蜂蜜、ケチャップ。彩を考えて赤や緑の野菜を添えて、週末ランチ限定の『俺のハンバーガー』です」。
きっかけは、3人目のお子さんが生まれたタイミング。「夫であり父親である私は、家事や育児参加の機会を増やしていました。とはいえ、自分自身も仕事が忙しく。仕込み要らずで子供達と週末ワクワクしながら楽しみながら作れる料理を! と考えた結果、このハンバーガーに行き着いたのです。楽に作れて美味しい! 皆で楽しめて時短! そんな喜びMAXなのが理由です」。
実は、2番目のお嬢さんが小学校高学年の頃から、距離が出来て悩んでいた山田さん。「世の中のあるあるかも知れませんが、娘との距離を感じて密かに悩んでいました。ところが、このハンバーガー作りをきっかけとして、一緒に作ったり会話したりしていくうち、親子の欠かせないコミュニケーション・ツールとなったように思います」