その中でも特に人気なのが、トリドールが運営する「丸亀製麺」。実は丸亀製麺の国内外店舗で一番売り上げが高い店舗は意外も意外、このハワイのワイキキ店なのです。丸亀製麺といえば、できたての熱々うどんで知られていますが、暑いハワイで熱いうどんがヒットする理由はいったいどこにあるのでしょう。
その理由としては現地のレストランのなかでは安い価格帯であること、天ぷらが人気なこと、そして徹底したトレーニングを受けたスタッフによる日本式のおもてなしが好評価なことなどが挙げられます。
また、マッシュルームやアスパラガスの天ぷら、スパムおむすびなど現地の方が好むようなメニューを用意したり、出汁をぬるめにしたり、カレーうどんのスパイスを多めにしたりするなど、ハワイ人好みのメニューにしていることも大きいです。
調味料も塩や天つゆといった定番のほか、チリペッパー、ケチャップなども用意されています。天ぷらをお皿に山盛りにして、ケチャップをかけて食べるお客さんもいるようです。
日本食の食べ方にこだわらず、食べたいように食べてもらうのが丸亀製麺流。ハワイに限らず、海外のお店では柔軟にその国に合わせたメニューを考案し、地域に根付かせる努力を続けています。
連載:今日は何の日?