注目は、東工大の研究室と共同開発したプロジェクションマッピングを使ったメイクシミュレーター「COLOR MACHINE」。いままのメイクシミュレーターは、合成したメイク後の画像を平面的に画面上に表示していたため、のっぺりとしていたり、臨場感が弱い印象があった。
「COLOR MACHINE」では、凹凸のある顔の表面を高速で追従し、アイシャドウやチーク、リップなどによるメイクが直接顔に投影される。顔の動きや表情の変化にもリアルタイムで追従するので、顔の角度を変えても立体的にメイクを確認でき、ふだんのメイクのと遜色ない感覚を体験できるのが特徴。
最新のテクノロジーに加え、Maison KOSÉが提案するパーソナルカラー別の色パターンをバーチャルで試せるのもウリ。「COLOR MACHINE」とビューティコンサルタントのガイドによって、色選びだけでなく、髪の色や洋服、希望する印象などにあわせたカラーアイテムも見つけられるという。
Maison KOSÉでは、ほかにも不要になった化粧品の絵具からメッセージカードをつくれるコーナーや1本15秒で完成するネイルアートプリンター、セルフ写真スタジオなどが用意される。