今回は、Deel Japanカントリーマネージャーの中島隆行さん。海外在住の人材を雇用する企業に対して、契約書締結や給与支払いまでをオンラインで完結するソリューションを提供しているDeelの、日本オフィスで活躍するトップビジネスマン。2019年にアメリカで設立されたDeelの、日本に於ける市場開拓やビジネス統括までを担う、多忙な日々を送っている。
外資系ITベンダーのSun、Oracle、シマンテック等で15年以上、営業や事業開発を歴任した中島マネージャー。その後、日系企業のジャフコでは、米国投資先の事業開発を担当し、投資先を含む数多くのスタートアップ企業のカントリーマネージャーを勤めあげてきた豊富なキャリアを持つ。
又、イスラエルを拠点とする日本企業のイノベーション支援や、日本の発酵文化の推進プロジェクトにも携わり、現職は、2021年8月に就任する等、日本と海外との架け橋に従事してきた。そんな中島マネージャーの「推しメシ」は、「自宅で、空き時間にじっくり煮込む手料理」という意外なパワーフードだ。
国内のみならず、海外の美味しいレストランや料理に精通しているであろう中島チョイスの「推しメシ」に、お手製の煮込み料理をリコメンドするのには、特別な理由が。きっかけは、3年前のコロナ禍で余儀なくされたリモートワークからだったという。
「限定された空間で進めるリモートワークは、時には業務が煮詰まってしまう事も。体は疲れていないのに、脳が疲れている時、煮込み料理に取り掛かります。何も考えず、ひたすら無心で食材を切る。そして材料を鍋に流し入れ火を付けると、立ち上る湯気や、ぐつぐつと煮込まれる音を体感しつつ、もうひと踏ん張りとばかりに仕事が捗ります。
一方、鍋からは段々と良い香りが漂ってきて、疲れた脳内がリフレッシュされてきて。そこで、うーん、今日の仕事はここまででいいかな? と区切りをつけて食事に突入する楽しさたりや!後は、仕事を忘れてひたすら食事に集中します。煮込み料理って、シチュー、モツ煮込み、アクアパッツァ等、お酒との相性もいいんですよ」。料理や気分に合わせて、ワインやハイボールをセレクトする楽しみも。リモートワークだからこそ、仕事とプライベートとのボーダーラインをスマートにスイッチする格好の食事が、お手製の煮込み料理なのだ。
「リモートワークという仕事の環境がもたらした副産物が、計らずとも私の推しメシとなったのですが、仕事をしている間にいい匂いがしてきて、美味しい料理が出来上がっていく……こんな一挙両得な事はないかと(笑)。皆さんも、お試しあれ!」