ケイト・ブッシュの人気再燃も話題に、2022年夏のヒット曲リスト

ビヨンセ(Photo by Kevin Winter/Getty Images for The Recording Academy)

批評家や各種のメディア、さらにはバラク・オバマ前大統領までもが、今年の夏を代表するヒット曲をリストアップし、ストリーミングのランキングにもそれが反映されている。ここでは、ハリー・スタイルズやビヨンセ、ケイト・ブッシュ、バッド・バニーなどの候補曲の動向を紹介してみたい。

ハリー・スタイルズ「As It Was」


4月にリリースされたこのシングルは、スポティファイの「Song Of The Summer」チャートで1位に入り、ビルボードでは通算10週目の首位を獲得した。さらに、エスクァイアやPopSugar、Pitchforkなどが今夏のベストソングに選出している。

ビヨンセ「Break My Soul」


6月にサプライズでリリースされたこの曲は、エスクァイアとPitchfork、ガーディアン、バラク・オバマが夏のトップヒットの一つに選出した。「Break My Soul」は先週のビルボードでは6位に入り、QuartzとNPRは今夏のトップヒットの候補に挙げている。

ケイト・ブッシュ「Running Up That Hill (A Deal With God)」


ケイト・ブッシュの1985年のヒット曲は、「ストレンジャー・シングス」で取り上げられて以来、若い世代に受け入れられ、スポティファイのチャートで2位、ビルボードで4位を記録。PitchforkやQuartz、NPRによってソング・オブ・ザ・サマーの候補に挙げられている。

バッド・バニー「Un Verano Sin Ti」(アルバム)


このアルバムからは複数のヒット曲が生まれており、エスクァイアとPopSugarは「Tití Me Preguntó」を、オバマとPitchfork、USA Todayは「Ojitos Lindos」を候補曲に挙げている。また、ガーディアンは「Yo No Soy Celoso」を、デイリー・ビーストは「Moscow Mule」を候補としている。

ジャック・ハーロウ「First Class」


ファーギーの 「Glamorous」をサンプリングしたこの曲は、Quartzが早くから候補に挙げていた曲で、PopSugarのお気に入りでもある。「First Class」は、数週間の間ビルボードのチャートで2位につけていた。

リゾ「About Damn Time」


ディスコ調のシングルのこの楽曲は、QuartzやNPR、USA Today、PopSugar、デイリー・ビーストらがこぞってお気に入りに挙げている。「About Damn Time」は先日、ビルボードのチャートで首位を記録した。

バッド・バニーのアルバム「Un Verano Sin Ti」は、ビルボード200で7週連続首位を獲得し、ハリー・スタイルズの「As It Was」は4月のリリース以降に10回ビルボードのHot 100で首位を獲得した。ビヨンセの「Break My Soul」 はHot 100で最高6位を記録している。昨年のソング・オブ・ザ・サマーの候補には、オリビア・ロドリゴの「Good 4 U」やBTSの「Butter」、デュア・リパの「Levitating」などが挙げられていた。

編集=上田裕資

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