しかし、著名リーカーのMax Weinbachが8月7日、今年の発表イベントが9月6日(火)に行われ、発売が16日金曜日になるとツイートした。彼は、この予測に「100%の自信がある訳ではない」と述べているが、これは非常に気になる情報だ。
アップルは、発表イベントに9月の第1週か第2週の火曜を選ぶ傾向があり、今年は9月6日(火)と9月13日(火)が有力候補と考えられる。ただし、6日に対面式のイベントを開催するのであれば、アップルはその前日に、飛行機で世界から招待客を招く必要があり、今年の9月5日はレイバーデーの休日のため、それは難しいと筆者は考えていた。
しかし、マーク・ガーマンが入手した情報によると、アップルはすでに、発表イベントの録画収録を開始したとのことで、これは今年のイベントが対面式のものにならない可能性を示唆している。この情報が正しいのであれば、6日の発表イベントも十分可能になる。
筆者としては、9月の発表イベントが完全なバーチャル形式のものになる可能性は低く、6月のWWDCと同様なハイブリッド形式のものになると考えている。このフォーマットであれば、6日に少数の招待客やメディア関係者を会場に招き、質の高いムービーと共に新たなプロダクトをお披露目できるだろう。
さらに言うと、アップルは発表イベントを7日にずらすことも考えられる。いずれにしろ、発売日は以前の予測の23日ではなく、16日に前倒しされることになる。
アップルは発売日の前倒しによって、9月の末に終了する四半期の売上を、まるまる1週間分押し上げることができる。これは、同社の財務に大きなメリットを与えることになる。
別のリーク情報では、iPhone 14 Maxの発売が遅れるとも報じられており、その場合はイベントで4つのiPhoneが発表され、この端末のみが遅れて発売されることになるが、筆者はその可能性は低いと考えている。
今のところ、Weinbachのリークを裏付ける情報はないが、発売日の前倒しは、アップルファンにとっては歓迎すべきニュースと言える。