スペインのラジオ局カタルーニャ・ラジオの番組「El Club de la Mitjanit」が7日夜に報じたところによれば、すでにメッシの代理人側とバルサのジョアン・ラポルタ会長との間で話し合いが始まっているという。
メッシと昨年移ったパリ・サンジェルマン(PSG)との契約は2023年6月30日に切れる。メッシ側が希望すれば1年延長できる条件になっているとされる。
メッシをめぐっては、PSGとの契約終了後に米メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミに加入してプレーするという話も出ていたが、同番組の情報源によると現在は後退しているという。
PSGとの契約を延長しない場合、再び自由契約になるメッシは、バルサと1年ないし2年の契約を結び、10代で育成組織に加入してから20年あまりにわたって所属した古巣を最後に引退する可能性があるという。
バルサ史上最多のゴール数を誇り、バロンドールを7度受賞しているメッシは昨年夏に自由契約になったが、バルサ側は経営難のために契約延長を申し出ることができなかった。その結果、メッシは退団することになり、移籍金ゼロでPSGに加入した。
ラポルタは先ごろ、こうした仕方でメッシがチームを去ったことに「負い目」を感じていると発言。それをきっかけにメッシのバルサ復帰説が取り沙汰されるようになっていた。
今季のメッシは絶好調の滑り出しを見せており、すでに3ゴール1アシスト。6日の開幕戦では自身初のオーバーヘッドシュートを決め、チームも5−0でクレルモンに大勝している。