ビジネス

2022.08.06

さまざまな課題に挑み、ともによき社会へ。すぐれた非営利団体30選

NPO法人 キープママスマイリングの「付き添い生活応援パック」


一般社団法人 Waffle


田中沙弥果、斎藤明日美 Co-Founders



IT教育で女性を包括エンパワメント!

2019年設立。IT教育を通じて日本のジェンダーギャップを埋めるべく、女子中高生向けIT教育事業や政策提言を行う。オフライン/オンラインのコーディングコースの提供のほか、100カ国の女子中高生が参加するアプリコンペ「Technovation Girls」の日本国内でのサポートも。ハードスキルだけでなく、積極性やアピールなどのソフトスキル教育など、次世代の女性IT起業家を育成すべく奔走。Microsoftら強力な企業スポンサーを獲得している。



「プログラマーはこうでなくてならない」「女の子は理系科目が苦手」というステレオタイプを取り除き、IT・STEM分野で世界に羽ばたく女性を増やすため、アプリコンテストなどさまざまな活動をしている。

NPO法人 Learning for All


李 炯植 代表理事



包括支援モデルで子どもの貧困に本質的解決を

2014年設立。子どもの貧困問題を解決すべく学習支援から活動を始めるも「学び」を支えるだけでは足りないと確信。安心して過ごせる場所や温かい食事の提供、歯の磨き方などの生活指導まで含めた包括的なサポートを行う「子どもの家」事業を16年にスタートさせた。この「家でも学校でもない第3の居場所」を拠点としながら、自治体や学校も巻き込んで、ひとりの子どもが自立するまで地域で連携して幅広く支援する「包括的支援モデル」の構築を目指す。

認定NPO法人 Living in Peace


龔 軼群、中里晋三 代表理事



「機会の平等を通じた貧困削減」を

「機会の平等を通じた貧困削減」を目指し、メンバー全員が本業をもちながらプロボノとして活動。日本国内で困難な家庭環境にある子どもたちを支援する「こどもプロジェクト」、途上国で貧困に生きる人々に金融アクセスを提供する「マイクロファイナンスプロジェクト」、日本国内に住む難民を支援する「難民プロジェクト」という3つの事業領域に取り組む。五常・アンド・カンパニーの愼泰俊が2007年に設立。

文=フォーブスジャパン 編集部 イラストレーション=ムティ(フォリオアート)

この記事は 「Forbes JAPAN No.093 2022年月5号(2022/3/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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