フィリップスは7月28日のWCCOの番組で、現在79歳の大統領が「良識があり、善良で思いやりがある強い人」だと信じていると述べたが、彼の年齢については懸念を示し、大統領が「いくつかの間違いや不手際」を犯してきたと指摘した。
最近の世論調査で、民主党の有権者の多くが同じ見解を示しており、ニューヨーク・タイムズとシエナカレッジの世論調査では、民主党の3人に2人近くがバイデンの再出馬を望んでいなかった。
バイデンは2024年の大統領選に出馬すると繰り返し述べているが、民主党が別の候補者を望んでいるという噂が相次いでいる。彼は、歴代大統領の中で最高齢で、再選された場合、2期目の就任時には82歳になっている。大統領はまた、インフレやサプライチェーンの問題に苦慮しており、歴史的な低支持率に直面している。
FiveThirtyEightの世論調査トラッカーによると、バイデンの支持率は39.4%で、これはトランプ前大統領の同時期の支持率よりも低くなっている。
バイデン大統領や民主党指導部と繰り返し衝突してきた中道派のジョー・マンチン上院議員も、28日のインタビューで、バイデンが2024年の大統領候補になったとしても支持を約束するわけではないと語った。ミズーリ州選出の進歩派のコリ・ブッシュ下院議員も先日のKSDK-TVのインタビューで、バイデンの再出馬を支持するかどうかを尋ねられ、「その質問には答えたくない」と話した。
バイデンは、民主党のトップ3であるナンシー・ペロシやステニー・ホイヤー、ジム・クライバーンよりも若いが、「これは大きな問題だと」フィリップスは述べた。ペロシとクライバーンは82歳でホイヤーは83歳だ。