「EVのワイヤレス充電」技術のWiTricityが目指す次世代のモビリティ

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ワイヤレスこそが未来の充電に


「ミドルマイルのトラックやラストマイルのバンやバス向けには、75kW以上のものを開発中だ。75kWから300kWまで対応する充電器があれば、バスの運転手のコーヒーブレークの間に25マイルの航続距離を得ることができる。トラックなら、ドックに停めている間にその日に必要な電力をすべてまかなうことができる」

彼は、プラグイン充電器を使った全国的な充電ネットワークを整備するというバイデン政権の提案を支持している。しかし、DC急速充電器を日常的に使用することは、サステナブルではないと考えている。「DC急速充電の大規模な導入は、コストに見合わず、おそらくバッテリーの寿命にも影響を与える」

グルーゼンは、将来的にEV充電があらゆるユースケースでコードレス化されると確信している。「コードやケーブルがあるものはすべてワイヤレスになる。それは、これまでのすべての技術で起こったことだ」と彼は語った。

編集=上田裕資

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