ビジネス

2022.08.05 15:00

SDGsで「軽視されがちなこと」とは?


持続可能な資本主義へ



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ときどき資本主義そのものを批判している方を見かけるが、私は向かっていく方向を修正することで持続可能な社会を実現できると考えている。

企業は消費者が買わないものは作らない。

地球環境や働いている人のことを考えず、都合よく低価格・高品質のものを選び続けてきた結果が、今の大量生産・大量消費社会なのだ。
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少し値は張るかもしれないが、個々が本当に必要なモノを選び、普段よりも大切に長く使う意識をもつことで企業のモノづくりへの姿勢も大きく見直されていくはずだ。

いち消費者の何気ない行動が束となることで大きな影響力となり、持続可能な資本主義の実現につながるだろう。

応援したい企業に“投票”しよう


極論を言えば何も買わないのが最も環境にやさしいが、経済を回さないとほとんどの人は生活できなくなってしまうため、「買い物は投票」という気持ちで買い物をするようにしよう。

人間は利己心で動く生き物であり、サステナブルな企業にお金が集まる社会になれば、貧困が減り、自然と世界がいい方向へ変わっていくはずだ。

資本主義の競争原理を上手に活用し、持続可能な社会を実現するための「ポジティブな競争」が当たり前となるよう、まずは日頃の買い物を見つめ直すところから始めよう。

【参考文献】
・unicef https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/1-poverty/


※この記事は、2022年6月にリリースされた「エシカルな暮らし」からの転載です。

文=エシカルな暮らし編集部

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