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2022.08.02 18:30

【7月第5週資金調達まとめ】オンサイトアンモニア供給システムのつばめBHBが40億円調達


Thinkings


調達額:16億2000万円
調達先: インキュベイトファンド(リードインベスター) / JA三井リース / SMBC日興証券 / XTech Ventures / i-nest capital / みずほキャピタル
備考:シリーズBラウンド

採用管理システム「SONAR ATS」など、HRTech領域の事業を複数展開しているスタートアップ。

「SONAR ATS」は、統合的かつ最適な応募者管理と良質なユーザー体験を提供できるクラウド採用プラットフォームサービスである。

全ての応募経路からのデータを一元管理。直感的なユーザーインターフェースで、応募者への連絡、選考状況の分析、応募者への効果的な動機形成を図ることができる。

ダイレクトリクルーティング、適性検査、オンライン面接、タレントマネジメントまで、さまざまなHRサービスとオープンに連携し、採用担当者にとって最良のUXを実現しようとしている。

2022年7月には、インキュベイトファンドをリードインベスターとして、XTech Ventures、i-nest capital、みずほキャピタルの全既存投資家からの追加投資、および新たにSMBC日興証券、JA三井リースを新規投資家としてシリーズBラウンド16億2000万円の資金調達を実施した。

今後は、連携先のさらなる拡充と、「sonar ATS」、「sonar store」の認知度向上に向けたマーケティング施策、および採用の強化に使用する予定だ。

MOON-X


調達額:7億円
調達先:日本M&Aセンター / 日本郵政キャピタル
備考:シリーズBラウンド / 日本M&Aセンターとは資本業務提携を締結

“JAPAN BRANDSの発射台となる”をミッョンとして掲げ、クラフトビールのCRAFT Xや男性スキンケアのSKIN X、そして女性スキンケアのBITOKAなどのブランドなど自社ブランドの立ち上げ・育成、他社ブランドの成長支援・DX支援、そして共創型M&Aを通じて加わったブランドの成長まで、テクノロジーを活用して日本のブランドをエンパワーする事業を展開するスタートアップ。

同社は日本のモノづくりを代表する作り手との協業やテクノロジーの活用、消費者との継続的な対話を通じて日本のモノづくりを体現するようなブランド群を創造している。

「デザイン性と実用性の両立」をコンセプトにした革小物ブランド「NEESE」は、2022年5月に統合。大手ECサイトではシリーズ累計販売数110000個を突破。

「名刺の角が折れないケースが欲しい!」というお客様からの声を元に開発された名刺入れブランド「Roffal」は、2021年12月に統合、高級感溢れる専用の化粧箱に同梱され、名入れも可能なため、ギフトとしても人気を博し、累計販売数60000個を突破。統合後、直近3カ月で200%の売上伸長を遂げている。

MOON-XのクラフトビールブランドCRAFTXと、ビール界のオスカー賞を3大会連続で受賞し世界中から高評価を受けるブルワリー「伊勢角屋麦酒」が共同で凍結と熟成を経た幻のビール『DIGNITY』のクラウドファンディングでは、わずか2カ月で12280500円の支援金額が集まり、CAMPFIRE史上でも最も大きな支援を集めたアルコールの一つとなった。

2022年7月には日本M&Aセンターおよび日本郵政キャピタルより7億円の資金調達を行った。また日本M&Aセンターとの資本業務提携も同時に発表した。
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文=STARTUP DB

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